第509話 2021/3/6 本日休業
本日は8時半起き。昨日の反動がキツくて動けない。体も頭の内側もダメだ。なーんもできん。そんな訳で休業。
昨日は『鉄塊鬼アイアンロック』の更新日だった。相変わらず読まれていない。虫けらにも承認欲求は人並みにある。だから読まれたいし売れたいし人気者になりたいしチヤホヤされたい。ただ、「だったら売れそうな物を書け」と言われると、首を縦には振れない。それとこれとは話が別だからな。
虫けらは基本、山師なのである。つまり何事も一か八かだ。すなわち、虫けらの言う「売れたい」は、「大ホームランを打ちたい」という事であり、ポテンヒットやタイムリーが打ちたい訳ではない。全打席、全球ホームラン狙いのフルスイングをして、結果全打席三振でもいいのだ。
いや、本心を言えば良くはないのだが、仕方ないのである。そういうやり方しかできないのだから。堅実にセンター返しを心がけるようなバッティングができるのなら、小説など書いていない。常に全力で引っ張って外野の頭を越える場外ホームランを打つ事しか考えていないから、小説を書いているのである。無能な虫けらにホームランを打てそうなのは、これしかないからな。
だから人気の出そうなジャンルを選んで、人気の出そうなタイトルをつける、なんて作業が死ぬほど面倒臭い。それはゾーン的にはストライクなのかもしれないが、虫けらのホームランボールではないからだ。ごくごく狭いゾーンに来たボールを、後先考えずに全力で叩く。行く先はボールに聞いてもらうしかない。そんな意識で物語を創作している。
従って言葉を換えれば、虫けらはすでに売れる物を書いているとも言える。後は時代が変化して、追いついてくるのを待つだけの話だ。まあ、永遠に追いつかない可能性も少なからずあるのだが、それはそれで仕方ない。人生は生きてるだけで博打だからな。そんな訳で、今日も今日とて文字を連ね続ける。
と言いつつ、昨日は全然書けていない。今日は頑張ろう。何とか頑張ろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます