第465話 2021/1/21 就任とか

 本日は7時起き。昨日より暖かくなる予報ではあるが、寒い。それでも何となくだが、体調も気分もいいような気がする。ただ明日は天気が下り坂だ。また諸々低下するのかも知れない。はあ、病院に行かにゃならんのに面倒臭い。

 昨夜はハッピーターンを一袋、一晩で食べてしまった。いま15%増量中だというのに。「ハッピーパウダーでとまらないおいしさ!」とか書いてあるが、これが大袈裟な表現ではないから困る。意志薄弱な者には麻薬に等しい。まったくもう。


「三千世界のカラスを殺し、主と朝寝がしてみたい」は高杉晋作が唄ったとされる都々逸であるが、ここではカラスは朝の鳥として扱われている。ちなみに万葉集でも

あかつき夜烏よがらす鳴けどこの岡の木末こぬれの上はいまだ静けし」

朝烏あさがらす早くな鳴きそ我が背子が朝明の姿見れば悲しも」(共に作者不明)

 など、朝方早くに鳴くカラスの歌がある。実際のところ朝方早くに鳴く鳥はカラスだけではないのだが、人里近くで一際大きくわかりやすい鳴き声のカラスが朝の鳥としてイメージされたのは当然かも知れない。

 カラスは黒一色のシンプルなデザインの鳥でありながら、多彩なイメージを持つ。最近ではゴミを荒らす、人に攻撃を加える、などもあるが、頭が良い事でも知られている。「死」をイメージされる事もある一方、遊んだりイタズラしたりと明るいイメージも持つ。そして群れて騒ぐのもいかにもカラスっぽい感じである。

 さてここしばらく世界を席巻した、餌場の若ガラスたちの如き大騒ぎが一旦収束した。現地時間の20日、アメリカでバイデン新大統領が誕生したのだ。やれやれである。これで馬鹿騒ぎも多少は落ち着くだろう。

 正直なところ、虫けらはバイデン氏をまったく評価していない。どこを評価すればいいのか、現段階ではまったくわからない。だがアメリカを国際協調路線に戻すという方針は喜ばしいものだ。今後は同盟国にケンカを売るのではなく、協調して敵対勢力に対峙していただきたい。

 バイデン大統領は就任式の数時間後には、早くも地球温暖化対策の国際的な枠組みである、いわゆる「パリ協定」への復帰を表明した。これを受けてフランスのマクロン大統領は、「お帰りなさい」のメッセージをTwitterに投稿している。

 他にも世界保健機関(WHO)脱退の撤回、イスラム圏を中心とした入国禁止措置の取り消し、新型コロナウイルス対策の見直しやマスク着用の義務付けなど矢継ぎ早に大統領令に署名している。

 トランプ氏が大統領に就任した際、バンバン大統領令を発して「できる大統領」を演出したが、そのくらいは誰にでもできるという事なのだろう。なるべく早急にトランプカラーを払拭したいという狙いもあるのかも知れない。個人的にWHO脱退は撤回する必要はない気がするが。

 イラン核合意への復帰はまだ先になるだろう。これは相手の出方があるからな。イランはやきもきするだろうが、さすがに仕方ない。

 バイデン氏の大統領就任を受けて日本の管首相は祝意を表している。欧州各国も軒並み祝福ムードだ。まあ正直、トランプ時代が終わってちょっとホッとしているのではないか。盟友と呼ばれたイギリスのボリス・ジョンソン首相ですら幾分口が軽くなった印象がある。

 もちろんこれですべてが良い方向に動き出す、などといった簡単な構造に世界はできていない。この先も厄介な問題は生じる。それは大前提である。ただそれでも、余計な心配をする必要が減少したのは間違いないのではないか。政治家は政治の事を第一に考えれば良いのである。陰謀論になど関わるべきではない。

 Qアノンとかいう三千世界のカラスは、バイデン大統領の誕生で死滅とまではいかないものの、かなりの数が殺されたろう。もちろん油断をしてはいけないが、しばし朝寝を楽しむくらいはできる世の中になってもらいたいところ。


 アメリカで大統領の就任式が行われている最中、中国外務省はトランプ政権で幹部を務めたポンペオ前国務長官やオブライエン前大統領補佐官、ボルトン元大統領補佐官など合計28人に制裁を加える事を発表した。前政権が新疆ウイグル自治区でジェノサイドを行っていると認定するなど、中国に強硬姿勢を取っていた事に対する報復である模様。

 もっとも、制裁の内容が「対象者とその家族は中国本土と香港、マカオへの渡航が禁じられ、関連する企業や組織が中国と事業を行うことが制限される」(ブルームバーグ)であるから、実際のところ痛くも痒くもない。アメリカなら国内の資産を凍結するとかイロイロやり方はあるが、アメリカの高官は中国に資産などほぼ持っていない。発表のタイミングといい、単なる嫌がらせの域を脱していないと言えるだろう。極めて幼稚である。しかしこの幼稚な集団が核ミサイルとか持っているのだ、何とも恐ろしい。

 中国としてはバイデン新政権に対して「釘を刺した」つもりなのだろうが、「藪をつついて蛇を出す」結果になる可能性もある。て言うか、そうなってくれると有り難い。中国共産党政権には是非自滅していただきたいものである。


 短いが本日はこんなところで。ネタがなかった。

 昨日は何とか頑張って2700文字ほど書けた。頑張っても3000行かないかあ。まあ、仕方ない。今日も何とか頑張ろう。

 明日は病院なのでここは休み。ああ、買い物にも行かなきゃいかんなあ。

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