　本日は１１時起き。今日は比較的暖かい。最高気温が１０℃もある！　やった！　はあ……何もやる気にならない。頭が死んでいる。どうしたものか。

　とりあえず何か美味い物でも食べて気分転換しよう。ちなみに虫けらの言う美味い物とは、具の入っていないおにぎりとかそういうのであるが。

　こうやって毎日毎日言葉を紡いでいる訳であるが、自分が使っている言葉の意味をすべて理解している訳ではない。ろくに意味も知らずに雰囲気で使っている言葉は多いはずだ。はずだ、というのは例を挙げるのが難しいという事である。それだけ意識して言葉を使っていないのであるな。たぶんその場の流れとか勢いで言葉を選んでいるのだろう。厳密に言えばおかしな使い方をしている場合も多々あったのではないか。まあ、それも含めて言葉というものなのだろうが。

「遅きに失する」という言葉がある。虫けらも過去に使った記憶があるようなないような。知っているという事は使った可能性も高い訳だが、意味を正確に理解しているかと言われると困ってしまう。ちょっと変な言葉だからな。「失する」って、いったい何を失するのだ。

　そんな訳でググってみたのだが、別に故事成語という訳ではないようだ。失するという言葉には、文字通り何かを失うという意味以外に、「時期を逸する」、そして「程度が酷い」という意味もあるのだそうな。つまり遅きに失するとは、「酷いといっていいレベルで遅すぎる」という意味となるらしい。だいたいそんなニュアンスだろうとは思っていたので、過去に使っていたとしても、それほど大間違いな使い方はしていなかったのではないか。

　さて話は変わって昨日のここで、共同通信の世論調査を取り上げた。管内閣の支持率が低下し、支持と不支持が入れ替わったという話だったが、１２日、ＮＨＫの世論調査の結果が発表された。管内閣の支持率は４０％、不支持率は４１％で、こちらの数字も入れ替わっている。緊急事態宣言の発出のタイミングについては７９％が遅すぎたと回答し、新型コロナへの政府の対策を「あまり評価しない」が４１％、「まったく評価しない」が１７％で、単純に合計すれば５８％が評価していない。

　ちなみに共同通信の世論調査の数字は以下の通り。

・内閣を支持　４１.３％

・内閣を不支持　４２.８％

・緊急事態宣言は遅すぎた　７９.２％

・新型コロナ対策を評価しない　６８.３％

　ちょっとビックリするくらい数字が近い。共同通信とＮＨＫが口裏を合わせたのではないかと疑念を抱いてしまうレベルである。まあ報道各社は毎月のように世論調査を実施しているので、中には似た数字になる事もあるのだろう。おそらく珍しい事ではないのではないか。

　ただ世論というのは非常に幅が広くグラデーションがあるものなので、もっと振れ幅が大きくても不思議はない。そもそも政権に対してカッチカチに明確な支持あるいは不支持を意識している人の割合は、普通ならそんなに多くはないはずだ。「気に入らないところもあるが、支持できる部分もある」というのが、本来ならば大多数の人々の漠然とした意識ではないだろうか。その漠然とした意識の中でバランスの移動が起こって、選挙で与党が勝ったり野党が勝ったりするものだと思うのだ。

　しかし今後他の世論調査の結果を見てみないと判断はしづらいのだが、もしかすると同じような数字が他の調査でも出て来るかも知れない。そうなると、それは「カッチカチに明確な支持あるいは不支持を意識している人」の割合が増加している事を意味する可能性もあるのではないか。もしそうであった場合、支持率が不支持率を上回っている現状は、与党にとっては極めて危険である。有り体に言えば選挙で負ける。

　政府は今日、東京、埼玉、千葉、神奈川の１都３県に続いて、大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡の７府県にも緊急事態宣言を追加で発出すると見られている。これが国民から評価されればいいが、まったく評価されない可能性もある。支持あるいは不支持をより明確にするだけの効果しかないかも知れない。

　政府にはもう打てる手がなくなりつつある。早急に、かつ大きな方針転換が必要ではないか。とは言え、虫けらは管首相を最初から支持していないので、無理してまで頑張れとは言わない。二階氏あたりを道連れにしてくれるのなら、空中分解しても別に構わない。後々、「遅きに失した」と言われないようにしてもらいたいと思うところ。

　本日はこんなところで。ネタがないというより頭が動かない。どうにも全然動いてくれない。それでも昨日は何とか２０００文字書けた。今日も夜になったら頭が動いてくれるかも知れないからな、何とか頑張りたい。