第372話 2020/10/20 本日休業

 本日は7時半起き。冷え込んだが快晴。ぬか漬け用のキュウリがなくなったので、それだけ買いに近所のスーパーまで行って来た。外を歩くのは気持ち良い。そう、一旦外に出れば気持ち良いと感じるのだ。出ないだけで。で、帰って来たらまた速攻でゴロゴロするのであるが。ぬあー。そんなこんなで本日は休業である。


 気分は良いのだが頭が回らない。ネタはない訳ではないが、小ネタにもならないようなコメントしか浮かばない。そう言えばネタ元とする事は滅多にないGIGAZINEに、「政治のニュースを見すぎることは『幸福に悪影響を与える』という指摘」というタイトルの記事があった。心当たりは多分にある。

「私は、すべての人が政治に関心を持つのを止めることを支持しているわけではありません。善良な市民たちは政治的な過程にも関心を持っており積極的です。しかし、人生の質のため、あなたや他人のために、政治に費やす時間と感情的なエネルギーは制限した方がいいでしょう」

 何事もホドホドに、という事だろう。政治だけではない。戦争やテロの情報もホドホドにしておかないと、心を病んでしまう。すでに病んでいる虫けらが言うのもアレではあるが。


 本はそこそこ読めている。『アレックスと私』は読み終えた。学問という名の荒野を駆け抜けた1人の人間と1羽の鳥の、愛と戦いの記録である。動物好きはもちろん、研究者や社会人にはグサグサ刺さるのではないか。『葬送のフリーレン』2巻も読んだ。1巻の良い雰囲気をそのまま引き継いではいるのだが、ちょっと先行きが不安でもある。単なるバトル物へ移行したりしないだろうか。単なるバトル物しか書けないヤツが言う事ではないが。


 いまは『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』を読んでいる。で、この本の中で紹介されていたG・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』という本を買ってしまった。税込み3080円もする分厚い単行本である。何で文庫本も電子書籍もないんだよ、と思うのだが、頭の中で「買え、買え」と置いてけ掘みたいな声がするものだから買うしかなかった。まだ読んでいないが、たぶん面白くはないだろう。読んで楽しむ類いの本ではない。虫けらの作品には縁のない「高尚」な「文学性」の詰まった本であるはずだ。それでも脳の中のどこかが刺激されて、何かを感じ取る事ができれば儲けものである。とりあえず読んでみよう。


 昨日からNHKのEテレでSHIROBAKOの放映が始まった。ほんの少し編集されているものの、ほぼオリジナルのまんまである。録画もしてあるし、ちょっとだけ見てみようと思っていたら、ガッツリ全部見てしまった。いま見ると古い部分も確かにあるのだが、やはり基本のクオリティが高いのでたいした問題はない。とは言えNHKの、それも総合ならともかくEテレで放送されるアニメの主人公の女の子がチューハイ飲んでるのはあまり前例がないだろう。少々思い切った事をしたなと感じた。個人的には好印象。まあだからってNHKの在り方を支持したりはしないのだけれど。


 昨日は頑張って頑張って何とか1000文字。去年は1日に3000文字4000文字書いてたなんて嘘みたいだ。まあできない事を嘆いても仕方ない。いまできる事をやれる範囲で頑張ろう。

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