第313話 2020/8/22 停戦とか
本日も11時起き。もう朝からグッタリ。昼だけど。ああー、ため息ため息ため息。まあ、仕方ない。何とか今日も頑張ろう。
カダフィ大佐が死んだ後、リビアは混乱した。大小様々な勢力が群雄割拠し、様々な国が利権を求めて介入した結果、いまは大雑把にザックリと分けて、国連に承認されたシラージュ(サラージ)大統領率いる暫定政府と、ハフタル将軍率いるリビア国民軍の2大勢力が覇権争いをしている。この2大勢力に加わらない少数勢力が各地で支配エリアを維持しているものの、とりあえずこの2つのどちらかがリビアの次の支配勢力となるのはほぼ間違いない。
暫定政府はトリポリに首都を置き、リビア国民軍はトブルクを首都と主張する代表議会を支持している。暫定政府を支援しているのは、アメリカ、イタリア、トルコなどであり、リビア国民軍側を支援しているのは、ロシア、フランス、エジプトなどである。暫定政府は世俗主義、リビア国民軍はイスラム主義を掲げている。
さて21日、暫定政府と代表議会はそろって即時停戦を発表し、全国規模の選挙を実施するとそれぞれが声明を出した。ただしハフタル将軍はまだ姿勢を明らかにしていない。
どうなるのだろうな、これは。そもそも停戦を言いだしたのは、ハフタル将軍を支援するエジプトである。6月にエジプトが停戦を主張したとき、ハフタル将軍は同意していた。それから2ヶ月が経っている訳だが、さて。
言葉通り即時の停戦が行われ、選挙が実施されれば理想的ではある。だがまず停戦が難しい。双方とも様々な勢力の寄り合い所帯であり、命令系統はシンプルではないはずだ。当然、従わない勢力も出て来るだろう。
さらに選挙となると大変だ。どちらも金をバラ撒き、あるいは銃で脅し、自分たちの勢力に得票を集めようとするに違いない。選挙違反がどうのという次元ではない状況が生まれるのは目に見えている。
とは言え、だ。それでも戦争よりはたぶんマシであろう。双方がそう考えての今回の停戦だと思いたい。何とか内戦を終了できる方向に進んでもらいたいところ。
何者かに毒を盛られ、昏睡状態が続くロシアの反体制活動家、ナワリヌイ氏。周囲はドイツで治療を受けさせようとしていたのだが、病院側が反対していた。しかし突然転院許可を出し、22日以降にドイツへ移動する事に決まったそうだ。
転院に反対していたのは政府の意向という報道もあったが、実際のところどうなのだろう。本当に指示があったのか、もしくは忖度したのか。まあ証拠もないので確定的な事は何も言えないのだが、プーチン政権としては、彼が将来ロシア大統領になる可能性を完全に詰み取りたいところだ。もし万が一そんな事になったら、政権関係者はどんな目に遭うかわからないからな。いわば生存競争である。生き残るためには何でもする。この話はまだ終わらないのかも知れない。
これもある意味生存競争なのかも知れないが、北朝鮮では金正恩委員長が妹の与正氏ら側近に、権力の委譲を進めているそうだ。すべての権力を手中にし、すべての物事を1人で決定すれば、すべての責任まで1人で負わねばならない。権力を分散させる事で自分1人にかかる重圧をも分散させたいという意向なのだろう。まあ、たいていの普通の国はそうなっているのだが、ようやく気付いたのか。
とは言え、これで北朝鮮が普通の国になるとは思えない。この先金正恩委員長が死亡でもすれば、途端に権力闘争から内戦でも始まるのではないか。国家体制を安定させるのは大変であるな。
カルフールと言えば世界的にチェーン展開するフランスのスーパーマーケットであるが、そのブラジルにある店で14日、販売員が心臓発作で倒れ、死亡した。よくある事とまでは言わないが、可能性としてあり得る話ではある。そのとき店はどうしたか。段ボールなどで死体を隠し、そのまま営業を続けたらしい。なかなか凄い話であるな。
店側は「救急隊から遺体を動かさないよう指示を受けた」と言い訳をしているようなのだが、普通は営業を中止するのではないか。結局カルフールがこの件について謝罪を表明したのは19日、それもSNSで情報が拡散されてからだった。何ともかんとも。
本日はこんなところで。はあ、100%自業自得なので仕方ないのだが、1日が短くて困る。昨日は300文字くらいしか書けていないし、それで頭がクタクタになるのだからどうしようもない。やれやれ。
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