第269話 2020/7/9 年度とか
本日も10時起き。相変わらず雨。気が重い体が重い。気象庁の予報によれば早くとも12日までは大雨が続くらしい。勘弁してくれよと思う。
今朝は変な夢を見た。まあ変でない夢を見る事などまずないのだが。夢の中で虫けらはマンションに暮らしていた。部屋は306号室。その部屋に、犬を抱えて階段を上る。「もう犬は死んでいるのだ、こうやって階段を上ることもできない」と思いながら。そのまま何故か6階まで上がった虫けらは、今度は階段を下りる。そして3階に到着すると、そこでは和田アキ子氏の誕生パーティが開かれていた。
今日は犬の初七日であった。もしかしたら何か関係があるのかも知れない。誕生パーティはさすがに何の関係もないだろうが。
日本の学校は4月に始まり翌年の3月で1年を終える。つまり「年度」で区切られているのだ。これは国の予算会計が4月から3月までの年度で区切られている事に合わせたものだ。文部科学省や地方自治体が学校の予算を決める際に混乱が生じないようにしているのだが、では何故そもそも国の年度が4月始まりなのかについては、明確な答がないらしい。
田中角栄氏が首相だったときに政府の会計年度を1月始まりにしようとした事があったそうだ。しかし改正すべき関連法が多すぎて無理だと当時の大蔵省が拒否したという。
今回の新型コロナの問題で9月入学が話題となったが、極めて大きな反発が起き、実現には至らなかった。これもおそらく法改正の手間や、予算の付け方が面倒になる事、あとは新卒を雇用したい企業などの都合があったのだろうと思われる。とは言え学校が4月始まりでなくてはならない理由は最初からどこにもないのだ。もう少し柔軟でも良いように思うところ。
さて、ある意味アフリカを代表する国家の一つであるケニアには、「学校歴」という言葉があるのだそうな。大仰な言いようだが何の事はない、年度の事である。ケニアの学校の年度は1月始まりで、11月が終わりだそうだ。12月は丸々休みなのかも知れない。
ケニア政府は7日、今年の学校歴は新型コロナウイルスの感染拡大により消失したと発表した。初中等学校の新学期は来年1月から始まる。それまで学校は閉鎖されたままという事である。つまり、初中等学校の生徒は全員1年留年だ。ただし大学はケースバイケースだとのこと。
ジョージ・マゴハ教育相はこう述べている。
「新型コロナウイルスによる制約のために、2020年度の学校暦は消失したとみなす」
「不確実な状況に直面し、関係者らは全ての基礎的な教育機関における2021年1月の再開を決定した」
「これは今年12月までには感染者数が落ち着くという想定に基づく」(以上AFP)
子供が1年間学校に行かないという選択は、きっとどこかにシワ寄せが行く。社会全体が諸手を挙げて歓迎する決定ではないだろう。しかし子供の命を重視した決定である事は誰の目にも明らかである。その明白さは政治に必要な物の一つであると虫けらは思う次第。
ブラジルのボルソナロ大統領に新型コロナの検査で陽性反応が出た模様。本人が7日、記者団に語ったところによれば、
「驚いていない。国民とダイナミックに触れあう仕事であることを考えると、既に感染したと思っていた」
「恐れる必要はない。これが人生だ」(以上時事通信)
との事。これをして「男らしい」と評する声があるらしいが、果たしてそうだろうか。国を経済優先で運営する事と、自らの感染する危険性に配慮する事は別の話である。曲がりなりにも国家の最高責任者であれば、最大限の注意を払う必要があったはずだ。それを怠った結果がこれである。マヌケとしか言いようがない。
これで彼が回復しても、反対に死亡したとしても、どちらにせよ何らかの美談に仕立て上げる連中が現れるのだろう。何ともはや。
短いが本日はこんなところで。ネタが見つからなかった。
ここのところ一日中ゲームばかりやっている。頭の中を空っぽにしたいのだろう。そろそろ本を読んでもらいたいとも思うのだけれど。
昨日も1500文字くらいは書けている。何とか順調。今日も書けるだろうか。
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