第164話 2020/3/26 貸付制度とか
本日は9時半起き。背中が痛い。いまのところたいした痛みではないが、これはマズいな。以前尿路結石やってるのだが、まさか、またか。もしそうなら、もう水を飲む以外にない。病院に行っても痛み止めを出されるだけだから、行く意味がない。はあ、参ったなあ。とりあえず、しばらく水を飲み続けるか。でも1日2リットル飲むって結構大変なのだ。うがー。
生活福祉資金貸付制度というものがある。制度の実施主体は都道府県の社会福祉協議会で、受付申込は市区町村の社会福祉協議会において行われる。市町村民税が免除になる程度の低所得者世帯や障害者手帳を持つ者が属する世帯、あるいは65歳以上の高齢者が属する世帯が対象となっている。
漢字ばかり並んで難しそうなイメージがあるかも知れないが、要は貧乏人に行政が金を貸してくれる制度である。こういうのを見ると、障害者手帳を取っておくべきなのかなあ、と思わなくもないのだが、実際にはなかなか二の足を踏んでしまうところ。
それはさておき、この生活福祉資金貸付制度に、昨日から特例措置が加わった。低所得者世帯でなくとも、新型コロナウイルス流行の影響で休業したり失業したり、収入が減ったりした世帯ならば貸し付けの申請ができるようになったのだ。
借りられる資金には緊急小口資金と総合支援資金の2種類があり、緊急小口資金では最大20万円を、総合支援資金では最大20万円を3ヶ月間、つまり60万円を借りる事が可能で、両方を併用できる場合には最大80万円を借りられる事になる。特例措置の場合、連帯保証人は不要で、貸付利子もゼロとなっている。また償還時、つまり金を返す段階になってもまだ収入が減少している場合には、償還免除、つまり金を返さなくても良いらしい。
何か良い事尽くめのような制度だが、虫けらにはたぶん利用できない。そもそもうちは低所得者世帯だが、新型コロナで減収したという証明ができないからな。まあその場合は特例措置ではない従来の貸付制度を利用すれば良いだけなのだろうけれど、やはりそこもなかなか二の足を踏んでしまう。この辺は貧乏性というか何というか、損な性格なのかも知れない。
とはいえ、実際にこの新型コロナウイルスのせいで生活が激変し、追い詰められている家庭もあるだろう。そういう場合にはカード会社のキャッシングで金を借りるより、手間はかかって面倒かも知れないが、この特例貸付制度を利用した方がお得ではある。問い合わせは市区町村の社会福祉協議会まで。役所ではないが、たいてい役所の近所にあるはずだ。いまは大丈夫という人も、頭の片隅に置いておいた方が良いだろう。
オリンピック延期が決まって以後、東京都では新型コロナウイルスの感染者数が急増している。これを受けて東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県は、いずれもこの週末の不要不急の外出を自粛するよう都県民に要請した。
また政府は、全世界を対象にした危険情報を「レベル2」に引き上げ、不要不急の渡航を自粛するよう国民に要請した。茂木外務大臣曰く、
「世界では、感染がそれほど広がっていない地域でも移動制限や空港の閉鎖などが行われている。一度そうした国に行くと、移動や帰国ができなくなる懸念もあり、渡航する方への注意喚起の意味で全世界を対象に危険情報をレベル2に引き上げた。ぜひ、国民の皆さん、海外渡航を考えている方は再検討していただきたい」(NHK)
という事である。
アメリカの行動を横目で見ている気もするものの、先般のペルーの230人というのが決め手になった感はある。あんな事がこれ以上続いてはかなわんというところだろうか。何とも陰鬱な気分だが、日本でこれなのだ、イタリアやスペインではどんな状態なのか、想像を絶するものがある。あんな未来になりたくないのなら、行動を自粛するしかないだろう。
イギリスではチャールズ皇太子に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ている。日本では志村けん氏の感染が話題だ。ウイルスに意志などないのだろうが、どうもジワジワと真綿で締め上げられている感があって息苦しい。
ただでさえそうなのに、メディアは不安を煽り立て、それに踊らされた人々がパニックを起こしている。おかげで何だか新型コロナに恐れおののかないと不謹慎であるかの如き空気があるような気がする。それに影響されて、虫けらですら不謹慎厨になりつつある昨今。
オーストラリアのニューサウスウェールズ州コフスハーバーの警察署で、自ら新型コロナウイルス感染者だと称して咳をした21歳の男が逮捕された。その後、嘘だと判明した模様。
またアメリカのニュージャージー州では、スーパーの従業員と口論になった男が、自分は新型コロナウイルスに感染していると主張して咳をしたため、テロの脅威を与えた罪で訴追された。
さらにアメリカの今度はミズーリ州で、ウォルマートの店頭に並んでいる制汗剤をなめながら「新型コロナウイルスが怖いのは誰だ?」と言っている動画を撮影し、ネット上に投稿した26歳の男が、同じくテロの脅威を与えたとして逮捕されている。
うーむ、さすがにこれらは不謹慎と言っていいだろう。ジョークと呼べるものではない気がする。まず発想が幼稚園児レベルと言える。非情にみっともない。極めて平易な言葉を用いるならアホだ。それもまったく笑えない、大変に残念なアホである。同情の余地もない。でもこういうのは、いずれ日本でも出て来るのだろうな。そう考えると尚更に陰鬱な気分。
そんな中でもアメリカのトランプ大統領は、相変わらずトランプ大統領である。来月12日はキリスト教の復活祭、いわゆるイースターなのだが、この日までにアメリカの国内を正常化したいと述べたそうだ。
より早い正常化を望むのは、国家のリーダーとして当たり前ではある。国が、特に経済が正常に動かなければ、全国民が大きな被害を被る事になるのだから。ただ。アンタついこの間、新型コロナウイルスの感染のピークは7月か8月になるって言ったろうがよ。それでどうやって4月半ばに正常化しろと言うのだ。消毒剤撒き散らせばウイルスが全滅するとでも思っているのか。
中国が武漢周辺の活動を再開させ始めている事に焦っているのかも知れないが、こればっかりはどうしようもないだろう。中国はいずれしっぺ返しを食らうに違いない。それまで待てないというのもわからない訳ではないものの、無理なものは無理である。中国共産党は武漢が全滅しても平気なのだろう。しかしアメリカはニューヨークが滅んでも大丈夫とは言えまい。人の命の価値が違うのだ。
イースターから半年ちょっとの11月にはアメリカで大統領選挙がある。この時期まで新型コロナの問題を引っ張りたくないトランプ大統領の都合もわかるが、もうちょっと長いスタンスでこの問題に取り組んだ方が良いような気がするところ。
今日はこんなところで。ああ結石かあ。勘弁して欲しいなあ。
昨日は何とか『魔獣奉賛士』を更新できた。もう週一更新で行くしかないかな。まだエンディングは見えないのだが、物語は終盤に差し掛かっているはずだ。何とか頑張ろう。
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