第129話 2020/2/20 本日休業

 また10時起き。今日はプラスチックゴミの収集の日だったのだが、起きたときにはもう収集車が通り過ぎた後だった。マズったなあ。来週までゴミを置いておかねばならん。まあプラスチックゴミは腐らないし、どうって事ないっちゃどうって事ないのだが。


 新型コロナウイルス関連で、クルーズ船から降りて入院していた2人が死んだとか、去年の台風15号と19号に名前がついたとか、アフリカやアジアを席巻しているバッタの大群とか、話題がまったくない訳ではない。頑張れば何か出て来そうな気がしないでもないのだが、とても頑張る気力がない。今日は無理だな。という訳で本日は休業。


 虫けらはしょっちゅう何ぞ書いていなければ息が詰まってしまう、マグロのようなヤツなのだが、それでもこう陰鬱な空気が蔓延するとゲンナリしてしまう。気分の高揚する話題が欲しいところ。もうイルミナティの陰謀でも安倍首相の差し金でも何でもいいから、笑える、もしくは興味深い、関連する事柄を調べてまとめたいと思えるような話題が欲しい。コロナとバッタとテロで手牌が完成してしまうような状況は、いい加減に勘弁してもらいたい。


 とは言えなあ。不安を煽った方がメディアの商売が楽なのは理解できる。視聴者や読者も、もっともっとと情報を望んでくれるからな、嬉しいというのもあるだろう。ただ、おかげで世の中が暗くなり、様々なモチベーションが損なわれている事も意識してもらいたい。伝染病の蔓延や災害を報じるときに、センセーショナリズムは不要である。冷静で正確な報道をこそ求めたい。これ、日本の報道だけではなく、海外の報道を含めてそう思うところ。


 無論、メディアだけに問題があるのではない。政府の御用学者が役に立たないって光景は『シン・ゴジラ』で見た記憶がある。事実は小説よりも奇なりではなかったのか。こんな状態では批判されて当然だと思うところ。もっとも、それを批判する側もそうたいした事は言っていないのだが。ただし、たいした事ない批判がまかり通るのは、たいした政治をしていないからだろう。政府も、それを攻撃する側も、どっちもたいした事ないというのは、喜劇的な悲劇である。


 昨日は800文字ほどしか書けなかった。どうしようもないな。何か全体的に悪い方に悪い方に転がっているような気がする。頭を切り替えて頑張るしかないか。確定申告もやらねばならんし、ああ、頭が痛い。

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