椿宿の辺りに

【椿宿の辺りに/梨木 香歩】


絡まる蔦がゆっくりと解れていくような物語でした。


梨木さんの作品は、大きく分けて3つあると思います。

思春期の揺れや成長・

母子や家族の葛藤・

脈々と継がれる土地の歴史や家系。

今回のは3つ目の、歴史や家系の物語かと。


どの作品も、この作者さんの物語は、

深々と胸に入り込んできて、

積み重なって、糧になる感じがします。

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