第17話 s-16

 決意を新たにしたアルフォンスは、さらにダンジョン探索を続行することにした。

 武具店に立ち寄り、より攻撃力のある武器を探した。


 魔鉄鋼の剣:D+ランク 魔力を帯びた鉄製の剣。品質中。貨幣価値金貨3枚。(値札は金貨5枚)


 虎鉄:Cランク 魔鉄鋼製の剣。製法に独特の工夫があり、刀身が若干反っている。品質最良。貨幣価値金貨20枚(値札は金貨10枚)


 俺は虎鉄にオーケーの二回フラッシュを出し、購入することにした。使っていた鉄の剣は、サブの武器としてとっておくことにした。


 また、アルフォンスは服飾店で黒いタイツを購入した。ダンジョン内でパンツ一丁は寒かったらしい。


 タイツの上から俺を装備するとのこと。


 あとは家具屋で陶器製の浴槽を買った。通常貴族くらいしか使わないものらしい。綺麗好きのアルフォンスとしては前からどうしても欲しかったとのこと。大人一人分くらいの大きさでしかないのに金貨80枚もした。


 浴槽用の水を確保するために、馬を借りて3時間走って川まで行き、空間収納にて大量に確保した。浴槽100杯分はあると思う。


 そして早速、ファイアーで水を温め、風呂を満喫するアルフォンスであった。


 ……


 風呂を堪能したアルフォンスは良いことを思いついたとばかりに孤児院へ向かった。


 孤児院の衛生環境は悪いとは言わないが決して良くもない。そこで。


 「よし、孤児院で風呂をわかそう」


 アルフォンスは孤児院の庭で浴槽を出す。

 子供たちがワラワラと集まってきた。


 「にーちゃん、なんだこれ」


 「よし、みんな、後ろ向いて100数えるんだ!」


 「「は~い」」


 浴槽に空間収納から水を入れ、俺を顔にかぶったアルフォンスは…

 顔面ファイアー!ボボボボボボ

 あっという間に風呂が沸く。


 「あ! パンツマン! 」

 男の子がこっそりこちらを向き、パンツマンと連呼する。男の子はこういう下品なことが大好きなのだ。


 パンツマンの大合唱。


 アルフォンスはシャキーンとポーズをとっている。まあ、悪乗りはほどほどにな。また女の子の目が冷たくなっていくぞ。


 さてお風呂だ。


 7歳くらいまでの子供達は男女問わず一緒にいれ、石鹸で洗ってあげる。

それ以降の年齢の子供達は男女を分けて石鹸で自分を洗い入ってもらった。

 その間何度もお湯を取り替えたけど、お湯は汚れでドロドロになった。


 イザンナさんには非常に感謝された。

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