第180話🎀『チェスアプリ・初めての通信対戦(2021年3月7日)』

🎀『ボタン違えた!?…………』

 突然アリスのスマホでチェスアプリの通信対戦が始まった。


🐈️「アリス、たぶんこれ一手30秒に設定されてるよ!」

 チェシャー猫が持ち時間に気づく(たぶん基本設定デフォルトで、よく覚えて無いけど20秒だったかもしれません)。


🎀『えっ? 私、白? 先行?? じゃ、じゃ取りあえずクイーン前のポーンを2つ前に!』

 何時もやるようにポーンを上げてみる(チェスのポーンは初期配置では1マスか2マス進む選択が出来ます)


🐈️「アリス、これどうすんの???」


🎀『仕方無いよ、相手が居るんだもの途中で投げれない!』


 チェシャー猫も混乱してるがアリスは最後まで打つと決めたらしい。


🎀『あっ! リザイン、相手の人投了とうりょうしてくれた♪』

 アリスが中盤ミドルゲームで最強のピースクイーンをナイトで追い込んだ時点で相手が投了リザインしてくれたのだ。


🐈️「驚いたねアリス……」


🎀『本当だよチェシャー猫……』



 アリスは『ほっと』胸を撫で下ろす。



🐈️「でも相手がリザインしたから一応アリスの勝ちだよ♪」


🎀『緊張したーーーー! 怖かったーーーー! 暫くいいや!』


 アリスは人見知りなので今まで通信対戦はしてなかったのだ。



 この物語はフィクションです。がたぶんオープニングの定石じょうせき(ギャンビット)を知らないアリスの駒運こまはこびに混乱した相手がクイーンを追い込まれたんだと思います。



◇追記◇

🎀『でも勝ちは勝ちだよね(v^ー°)♪』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る