　「フフフフ、3枚分のメイプルシロップを1枚にかける喜びですよ」

アリスはなんだかアクドイ感じでそう言った、3枚分入ったホットケーキミックスの粉を使い2枚をプレーンで食べ付属（ふぞく）のメイプルシロップを最後の1枚に使うのだ。

「まるでホットケーキのメイプルシロップ漬（づ）けだね…」

チェシャー猫には逆に「おいしいの？」って聞きたくなる様な絵面（えづら）だった。

「えっと砂糖はっと……」

チェシャー猫は思い出す、アリスはトーストにハチミツをかける時にすら砂糖を追加してた事を…。

「それ絶対ダメだからね！！」

チェシャー猫はカナダの人がガッカリするとアリスを必死に止めた。

この物語はフィクションです。そしてアリスは卵かけご飯に砂糖を入れて「とろとろ親子丼みたい～」と言って食べていた強者（つわもの）です。

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