第98話 海岸漂流物収集家

【98.海岸漂流物収集家】寄せる波に押し上げられ、返す波にさらわれず、波打ち際に横たわる。踊るような姿の流木。角のなくなった石やガラス。手紙を入れて封をしたボトル。一つ一つ手にとって、綺麗なものをその場に残し、ゴミだけを拾い集める。私は海岸漂流物収集家。 #140SFP

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