殺人鬼に告ぐ 3-4



「そうか。分かった」


本田が無線機を置いた。

連絡は黒崎からだった。


「2人が今、山を下りてこちらに向かっているそうです」


隣で祈るように手を組んでいた神藤に本田が声をかけた。


少しだけ安心した表情を浮かべた神藤が、椅子の背もたれにもたれかかる。


それと同時に本田の携帯が音を立てて鳴った。


音に驚いた本田は慌てて電話に出た。


相手は医大で解剖に立ち会っていた捜査員からだった。


捜査員は混乱しているのか、成立しない文章を電話口で読み上げていた。


それを見かねた解剖医が電話を変わったようだ。


「解剖を担当した井上です。簡潔に言いますと、こちらに送られてきた女性の遺体に死後、性交渉が行われた形跡がありました」


「は?」


本田は耳を疑った。


「ですから、死姦です。膣についた傷の状態と最近の気候から見て、おそらく死後2日以上経過した後に性交渉が行われていますね。女性の年齢は45歳前後。死因は窒息死。死後2週間経過してます。山の動物に身体のあちこち持って行かれてるので、他殺か事故死かは断定できません」


「ちょっ……。あの、ちなみに、性交渉と言うのは人間による仕業ですか?それとも動物の仕業ですか?」


「DNAから見て人間です」


「そうですか……」


本田は力なく電話を切った。


死体と性交渉など考えた事も無い。


これまで取り扱った中でも死後2日経過した遺体と性交渉をした例など担当したことが無かった。


机の上で頭を抱えると、神藤が肩に手を置いた。


思わず顔を上げて神藤を見る。


「なにがあった?」


怒るでもなく、悲しむでもない、ただ心配しているといった表情を浮かべている。


本田はため息のあと、口を開いた。


「死姦遺体が発見されました。性交渉が行われたのは死後2日経過した頃だそうです」


「死姦?ネクロフィリアの仕業か?」


「ネクロフィリア?」


「死体愛好家の事だよ。生きた人間に興味を抱かず、死体を愛する人の事を言うんだ」


母親が口うるさかったのが原因で生きている女性を愛せなくなり、好みの女性を見つけては殺害し、しゃべらなくなった遺体と数日過ごすという事件が多く、もちろん性交渉を行ったり、洋服を着替えさせたり、生きている人間と変わらない接し方をする者もいて、腐乱が進むと床下に埋めたりして自分のそばに置いたりする者もいるという。


話を聞いて本田は更に表情を歪ませた。


自分がおかしいのか、世の中がおかしいのか理解に苦しむ。


激しい吐き気に襲われ、本田は席を立った。


ここ数日、ちゃんと眠っていなことも少なからず影響しているだろう。


口元を手で押さえながら、無言で体育館を出て行った。


その後、豪快に胃液を吐き出したことは誰も知らない。






「ネクロフィリア?」


「死体愛好家の事だよ。生きた人間に興味を抱かず、死体を愛する人の事を言うんだ」


母親が口うるさかったのが原因で生きている女性を愛せなくなり、好みの女性を見つけては殺害し、しゃべらなくなった遺体と数日過ごすという事件が多く、もちろん性交渉を行ったり、洋服を着替えさせたり、生きている人間と変わらない接し方をする者もいて、腐乱が進むと床下に埋めたりして自分のそばに置いたりする者もいるという。


話を聞いて本田は更に表情を歪ませた。


自分がおかしいのか、世の中がおかしいのか理解に苦しむ。


激しい吐き気に襲われ、本田は席を立った。


ここ数日、ちゃんと眠っていなことも少なからず影響しているだろう。


口元を手で押さえながら、無言で体育館を出て行った。


その後、豪快に胃液を吐き出したことは誰も知らない。






━━━






2時間ほど仮眠を取った本田のもとに五十嵐がやってきた。


ちょうど目覚めてネクタイを結んでいる時だった。


そっとドアを開けて入ってきた五十嵐が、寝ていると思っていた本田が起きていたことに驚いたようだ。


一瞬、目が泳いだ。


「戻ったのか」


本田が声をかけると、五十嵐が勢いよく頭を下げた。


「すみませんでした!勝手な事をしてしまって!」


腰を90度に折り曲げて大声で謝った五十嵐だったが、本田は気にする様子も無く、無言で上着を羽織って立ち上がった。


そして、何事も無かったように部屋を出て行く。


「本田さん!」


五十嵐も慌てて追いかけた。


しかし、本田は表情を変えることなく口を開く。


「怒っている時間は無い。何を見てきたか話せ」


体育館に向かって歩きながら、本田はいつもと変わらず毅然とした態度を示している。


「はい。神楽坂が生活していたと思われる小屋を見て来ました。とてもきれいに片付いていて、驚いたというか……。ただ、折原が何かを感じたようでした。本田さんに直接話したいと」


「体育館にいるのか?」


「はい」


体育館に入った2人は体育館倉庫の前にある彩香が座る席へと向かった。


まるでその空間は彩香のために用意されたかのように他の捜査員は寄り付かない。


ただ、そばには緒方と神藤が座っていた。


本田は硬い表情を崩すことなく、そばにあったパイプ椅子を引き寄せ、彩香のそばに座った。


彩香は本田の方へ視線を向ける。


「神楽坂は失踪後、別の誰かに育てられた形跡があります」


開口一番がそれだった。


「つまり誘拐されたか共犯者がいるということか?」


「いえ。どちらの可能性も低いです」


それに対して緒方が口を開いた。


「なんで?小屋を見ただけでしょ?」


「小屋を見て、どんな生活を送ってきたかもわかりました。でも、それ以上に誰に育てられたかというのも生活環境に現れていました」


「つまり、小屋に何かあったの?」


彩香が静かに頷いた。


五十嵐が鑑識の黒崎から預かってきた現場写真をステージの巨大スクリーンに映し出した。


それを見ようと、全員が体育館の中央に移動する。もちろん他の捜査員も集ってきた。


五十嵐が機械操作しながら少し大きめの声で話す。


「これが神楽坂が生活していたと思われる小屋です。きれいに片付いており、床には塵ひとつ落ちていないような環境でした」


緒方や神藤はその光景を驚きのまなざしで見ていた。


「15年前の事件現場とは対照的だな」


神藤がつぶやく。


五十嵐に代わり、今度は彩香がスクリーンの前に立った。


彩香の合図と同時に五十嵐が画像を切り替えていく。


次に映ったのは小箱に規則正しく入れられた電池やライター、食品類だ。


「食品、電池、ライター。自分で決めたルールをもとに箱に分けて入れてありました」


「まさか。どこで手に入れたんだ?」


緒方が苦笑いを浮かべた。


「ほとんどが民家に忍び込んで盗んだものだと思いますが、遭難者から奪った物も中には紛れていると思います」


そしてまた画面が切り替わる。


大きさや種類順に並べられた工具だ。


そこにいた一同が騒然とした。


見たことのないような光景が映し出されたからだ。


ここまできたら芸術と言えるだろう。


「工具だけではなく、ありとあらゆるものが大きさや種類順に並べられていました」


今度は携帯ラジオや懐中電灯の並んだ棚が映し出される。


デパートのショーケースを連想させる陳列。


「そんなバカな」


今度は神藤が口元を引きつらせた。


次は錆びた鉄板が映し出された。


「小屋の外には動物の骨や人骨が大量に落ちていたそうです」


「人骨?」


複数の捜査員が声を裏返した。


「何かの事情で民家に侵入できない日が続き、遭難者や動物の肉を食べたんです。薪ストーブの上にこの鉄板を乗せて、肉を焼いて」


それを聞いた数人の捜査員が、口元を抑えて体育館を去って行った。


緒方が不意に先ほどの電話の内容を思い出した。


「じゃあ、さっき解剖の結果が出た遺体は神楽坂の仕業じゃないのか?」


彩香は眉をひそめた。


それに気付いた緒方が話を続ける。


「数日前、山中で女性の遺体が見つかったんだ。衣服を身につけていない状態でね。それで解剖に回していたんだけど、どうやら死姦された形跡があったらしくて」


それを聞いた彩香は、いつものように天井を見上げた。


視線を空中で散歩させ、まるで何か別の世界を見ているようだ。


そして次の瞬間、視線を緒方に向けた。


「犯人は神楽坂です」


「は?」


自分の話を聞いていなかったのだろうか…緒方は一瞬そう思った。


「それは後で説明します。とりあえず小屋の様子を説明します」


彩香の仕切りで、五十嵐は次の写真へ切り替えた。


棚に並ぶ数本のペットボトルの写真だ。


「全て川の水を汲んできたものだそうです」


「それがどうした?水は人間にとって欠かせないものだ。無いほうが困るだろう」


本田が言うと、彩香は十五年前の資料を胸元に掲げた。


「当時4歳の子どもです。部屋は常にごみの山に埋もれており、片付ける事を知らない子どもだったはずです。片付いている部屋を見たことが無かったかもしれません。彼にとって、これが当たり前の部屋なんです。それに、こういった環境で虐待されていたとしたら、知的レベルも低かったと考えられます。そんな神楽坂がここまで部屋をきれいにし、生きるために大切なものをしっかり保管していました。つまり、誰かが教えたんです」


それを聞いて、神藤がようやく納得の表情を浮かべた。


「確かにラジオや懐中電灯をこれだけ揃えるとは考えられないな。通常、ラジオはなくても生活に支障は無いし、懐中電灯を置いておくなら薪に火を灯せばいい。資料から見る神楽坂の生活には全く縁のないものがここにあるのはおかしい」


「部屋の様子から見ても、誰かが掃除の仕方を教えたんです。そして、その掃除方法にはあるルールがあった。それがコレです」


彩香は五十嵐のもとへ歩み寄り、1枚の写真を指差した。五十嵐はその写真をスクリーンに映し出す。


大きさや種類順に並んだ工具だった。


「それが何を教えてくれるんだ?」


本田がぶっきらぼうに訊ねた。


「普通の人はここまで規則正しい配置はしません。コレだけじゃない。ブルーシートの裏に隠された薪も、きれいに畳まれた洋服も、棚に並べられた水も、箱に分けられた食料や電池、ライターも、その全てにそう並べなければいけない理由があったんです」


「理由って?」


「もうひとつ写真を見てください」


今度は別の写真を指差し、五十嵐がそれをスクリーンに映し出す。


「ただの床じゃねぇか」


捜査員の一人がつぶやいた。


「そうです。ただの床です。でもただの床とは様子が違うんですよ。左右にある棚にはきれいに工具や食料、備品が並べられていて、ブルーシートの向こうには薪や衣類、鉄板がありました。でも、床の上には一切、物が置かれてないんです。


「あっ!」


緒方が何かに気付いたのか、目を大きく見開いて前進した。


「これ、つまり…アレだ。目の不自由な人の家と同じだ」


「そうです。目の不自由な方はいつもある場所にあるべきものがないと混乱します。それがたった数センチずれているだけでも、その差に気づくんです。床に物があれば躓いて転んでしまう。だから床にはできるだけ物を置かないようにする。棚に置くものは分かりやすく展示する。神楽坂はそのルールを守ってこの小屋で生活していたんです」


「それはつまり、目の不自由な人が神楽坂を保護していた可能性があるということか?」


本田が眉をしかめた。


「はい。少なくとも数年は一緒に暮らしていた可能性があります。それから、たぶん神楽坂を保護していた人物は年配の方でしょう。夫婦もしくは親子など、2人以上の家族である可能性があります」


「なぜ?」


「ラジオで情報を手に入れる方法は現代の若い世代にはあまり浸透していません。つまり、年配の方で農業を営んでいる可能性があります。農家では外でラジオを聴きながら作業する人が多く、テレビよりも浸透していますから。それから、懐中電灯を使うということは目の不自由な人以外に、しっかりと目の見えている人物もいたという事を指しています」


「つまり目の不自由な家族がいる農家の老人を探せばいいのか?」


本田の問い掛けに神藤がひとつ追加した。


「15年前の事件現場からこの山に続く道の間を探すといい。きっと神楽坂はその間で保護されたはずだ」


「なぜそう言い切れるんです?」


「両親から見つからないようできるだけ遠くに逃げようとしたはずだ。まだ幼い子どもなら自宅を背にして真っすぐ歩いたと考えるのが自然だ」


神藤は彩香に視線を向けた。


2人は無言で目を合わせている。

まるで会話をしているように。


本田は一瞬躊躇ったが、捜査員に指示を出した。


15年前の事件現場からこの山までの間に住む、目の不自由な人とその同居人、もしくは本人が年配である家族に的を絞って聞き込みを開始させた。


捜査員が一斉に体育館を出て行くと、祭りの後のような静けさが残った。


スクリーンの明かりを消すと、五十嵐と彩香は定位置の席に座った。


緒方と本田、神藤も2人に歩み寄り、そばにあったパイプ椅子を引き寄せて席に着いた。


「さっきの死姦の話だけど、なんで神楽坂だと思うの?」


緒方がそう言って、ぬるいお茶を口に含んだ。


「育った環境です。彼は4歳まであの夫婦に育てられてます。緒方さんも部屋に行って見たでしょう?」


「部屋は見たけど……」


「神楽坂は間接的な性的虐待を受けてきたんです」


「間接的な性的虐待って、どういう意味?」


「死体があった位置から、神楽坂智が日常を過ごしていたと思われる場所がよく見えました。つまり、神楽坂智からも夫婦の姿がよく見えていたんです」


そこまで聞いて、緒方は何かに気付いたように目を大きく開いた。


「夫婦の様子を神楽坂は見ていた…いや、見せられていたってことか?」


「多分そうでしょう。4歳の子どもにはその行為の意味など分からなかった」


「でも、なんで突然死姦なんて行為に及んだんだ?」


彩香は再び黒崎からもらってきたブルーシート裏の写真を持ち出した。


そこには薪が天井近くまで積み重ねられ、30センチほどの幅を作って仕切りが施されていた。


まるで扉の無いクローゼットだ。


その狭い仕切りの中に、衣類がきれいに畳まれて積み重ねられている。


「これ、食料と同じように民家から盗んだものや遭難者から剥ぎ取ったものがあるはずです。山小屋付近で人骨や動物の遺体が見つかったのは、確かに食料としての意味もあったと思いますが、周辺に衣服が落ちていないのは不自然です。裸の人間が山を歩くなんて早々ありませんから」


「つまり、見つけた遭難者を食べる前に、衣類や持ち物を剥ぎ取り、食料や電池、懐中電灯やラジオなんかの使えそうな物を手に入れた……?」


「そう。たぶん、先ほどの死姦遺体も衣類や持ち物を剥ぎ取ったんでしょう。しかし、彼は女性の裸を見て思い出したんじゃないでしょうか。両親の姿を」


激しく愛し合う姿を見せつけられた幼い少年。


しかし当時、その行為の意味が分からなかった神楽坂はただ黙って見ているだけだった。


毎日毎日、その行為を見せられ続けた。


抵抗する事も、欲情する事も無い息子。


両親からしてみれば、犬や猫に見せているのと同じような感覚だったのだろう。


しかし、それは二人の快楽を倍増させた。


そんな神楽坂も成長するにつれて性欲は活発になっていく。


子どもの頃は知ることのなかったモヤモヤしたものが、ある日突然目を覚ます。


女性の裸を見たとき、両親の乱れる姿を思い出した。


そして、その行為の意味を探るように、動かぬ女性と性交渉を交わす。


「そうか…。つまりあの死姦遺体は神楽坂の成長を物語っていたのか」


緒方が納得の表情を浮かべた。


それを聞いた本田が首を傾げる。


「ネクロ……あぁ、死体愛好家とは違うのか?」


ネクロフィリアの事を言いたかったのだろう。


言い直した本田に彩香が視線を向けた。


「神楽坂にとって、死体であろうが生きている人間であろうが、どうでもよかったんです。彼は生きるために必要な事を日課として行っていた。しかし、その行為が彼の日常を狂わせた。両親と同じ行為をすることで、自分への嫌悪感を高め、遺体から逃げ出したんです。だから彼女の遺体だけ食べられる事なく、骨になる前に発見された」


ここまで分かってもまだ解決していない問題があった。


神楽坂が集落の人々や工事業者を襲った謎だ。


たったひとりの少女を残して、40名以上を殺害したのだ。


その理由がなんなのか、まだはっきりしていなかった。


「なぜ神楽坂は人を殺した?」


直球で本田が訊ねる。


その目を真っ直ぐ見据えて彩香は口を開いた。


「目ですよ」


「目?」


本田だけではなく、他の全員が眉をしかめて彩香に注目した。


「4歳まで外に出ることの無かった子どもが両親を殺して逃げ出した。彼が恐れたのは警察じゃない。まだ生きているかもしれない両親だった。彼が逃げた理由は他でもない、両親の虐待から。薄汚れた格好で逃げ走る神楽坂を見て、外の世界の住人は好奇の視線を向けたでしょう」


「好奇の視線……」緒方が頭を抱える。


「得体の知れないものを見るような視線。彼は家から出る事を許されていなかったでしょうから、外の人間と会う事も無かったでしょう。初めて人を殺し、逃げるように外に飛び出したとき、彼は自分を見る数多の目に怯えたと思います。そして、人のいない町外れに向かって逃げたんです」


「でも、あの少女は殺されなかったぞ?」


本田が眉をしかめた。


それに対し、緒方が陽奈子の様子を思い出して口を開く。


「あれだ。アスペルガー症候群だったからだ。感情表現が苦手な陽奈子ちゃんは神楽坂にとって脅威でもなんでもなかったのか」


「多分そうだと思います。もしも神楽坂と陽奈子ちゃんが対面したとき、陽奈子ちゃんが大声を出したり、恐怖の表情を浮かべたりしていれば殺害されていた可能性があります」


「つまり、今の神楽坂は怯えているのか?」 


本田が問う。


「ただ怯えているだけじゃありません。自分の唯一の居場所を奪われようとしたんです。だから工事業者の人間を殺し、悲鳴をあげて逃げ惑う集落の人間をも殺害した。彼は自分の縄張りを守るために40人以上の人を殺害したんです」


「今後の神楽坂の行動予測は?」


「まだなんとも。彼がどの程度、人の手によって育てられたかによって、行動も変わってくるでしょう。説得するすべもあるかもしれないし、説得できる状態ではないかもしれない」


そう言った後、彩香は卓上カレンダーに目を向けた。


「今日で4日目……。なんの準備も無く逃走したとしたら、そろそろ弱ってきている頃です。気温を考えても山の捜索を開始するべきかもしれません」


それを聞いた本田が緒方に視線を向ける。


緒方は黙って頷いた。


その後に神藤に視線を向けたが、神藤も小さく頷いた。




選択の余地は無いのだろう。


本田はすぐに山中の捜索を始めるよう指示を出した。




警察犬を交えての神楽坂追跡。


山の奥へ、奥へと足を進めていく。


近くで水の流れる音が聞こえた。


川だ。細いが、透き通ったきれいな水が流れている。


捜査員たちは川に沿って山を登っていく。















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