第84話
「いいから」
ユノがゆっくり目を閉じた瞬間。私は彼の唇を奪う
「大好きよ。ユノ」
突然のことで驚いたユノは目を見開いた
「えっ!?ちょっ何して…」
「続きは帰ってからよ。」
そういって銀の剣を地面に刺した
「あ、あぁそうだな」
ユノも杖を地面に刺した
魔法陣のような紋様が地面に広がる
「絶対に手を離してはいけませんよ?」
「離すかよ」
「…光と影に仕える12の星々よ我が願いと祈りを聞き届けたまえ。光の巫女ユノ=クラウスと影の巫女後継者アナスタシア=テンペスタに星々の輝きを照らせ。我が願いは龍の永遠の眠りを約束したまえ」
そこまで言うと光が強くなってくる
「行きますよ。ユノ」
私は握った手を握り直し
「あぁ、望むところだ」
ユノがそう言うと二人の意識は完全に途絶えた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます