第12話
王宮にて一足先に戻ってきたフクロウを受け取った王は手紙を読んでいた
「銀髪の…少女か」
彼女が言ったとおりになってしまった
先日の会談で彼女はこちらへ出向くための何通りかのプランを想定した
その中には亡命も含まれていた
だが、今回のそれは意図した亡命ではないということだ
予期せぬ襲撃で万全の態勢ではなかったはずだ
とはいえユノ達をここまで信じ込ませる話術には驚かされるばかりだ
「…ユノが帰還次第ここへ呼べ、銀髪の少女もだ」
「はっ」
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