第3話
ベランダに出ると…草原を覆うように深い森が囲っていた
「逃げ場なしか」
「さて…」
私が人間には聞こえない音の指笛を吹いた
「ご無事でしたか姫様」
一匹の烏がこちらに飛んできた
「貴方も無事でよかったわクロード」
クロードの分身である
「私はここの人間に助けられたようだ」
「姫様、ご報告が」
「…そう。やはりこんなことをしてくれたのは大臣か」
あの日、影からの呼び出しで向かった先で起きたこと背後から何者かに襲われたという事実
「えぇ。姫様が今寝込んでいると風潮したのも彼でしょう例の影は処分いたしました」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます