わたしの指定席


星がきらきらしているね

あの輝きを頬張りたいね

わたしの詩は角度がずれてしまったね

みんなから外れていつもの薄暗い森へ導かれたね

わたしは壊れていないよね

壊れているのはこの世界の方だよね

そのようなありきたりな主張をして

言いたいことは無くって

ただそこにいるだけ

それでも何かしらの方法で

隙間を埋め尽くさなくてはならないね

指定席が予め用意されていて

それには飽きてでも他に行き場は何処にも無いね


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