可能性という名の無限大


おれです

そいつが登場しました

「ひゃーん、ひゃーん」

おれの新しい鳴き声です

以後よろしく

「ひゃーん、ひゃーん」

何処かに淫乱なメスが落ちていないか最新情報をチェック、チェック、チェック!

路上をくまなく捜すおれの大捜査線がレインボーブリッジを爆破した

「大丈夫ですか?」

「ええ、あなたは?」

おれはただあなたの所持している下半身の穴に興味津々な一般男性です

完璧なシナリオにおれのポムチムが直立した

うおっ

カリン塔を思わせる強靭な建造物がパンツの下で勢力を伸ばし始めたのだ

「ちょ………ちょっと待ってくれよお!」

ポムチムに向かって叫んだ

「まだお前の入る穴はここには無いぞ!」

警告を発した

だがポムチムは馬鹿なのでぐんぐん伸びた

「とめらんねえ!」

おれの制御の範疇を越えていた

おれは思った

(びっくりするぐらいの可能性がこいつには秘められているな………)


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る