第140話 水餃子と赤と緑

 ども。

 新巻へもんです。


 先日ですね、小学校時代の同級生の家で食べた水餃子が美味しくてまた食べたいというツイートを見かけました。思い出補正もあるのだと思いますが、いかに美味しかったのかについて熱く語ってます。それを見て思い出したのが、私が若い頃に現場周りをしていたときに偶然立ち寄った中華料理店のことでした。


 行き先を確認するために路肩で地図を確認していたら、近くの家のガラス戸が開いて店主が表に出てきます。私と目が合うと軽く会釈をしました。これも何かの縁とお店に入ります。ちょっとたどたどしいイラッシャイマセの挨拶と共に席に案内されました。


 手書きのメニューとにらめっこをしていると、水餃子をお勧めされます。じゃあ、それでとお願いして待つことしばし。食べ応えのありそうな白いむっちりとした水餃子がやってきました。ふうふうしながら一口食べてびっくり。もちもちとした皮としっかり下味のついた具が混然一体となって攻め寄せてきます。


 その日、職場に戻って先輩に報告しました。数人が出かけて、確かに旨いということになり、おおいに面目をほどこした形になります。その後もちょくちょくお邪魔しましたし、職場の宴会もそこで開催して愛用していました。しかし、勤務地が遠い離れた場所になってすっかり忘れていたのです。


 もう一度食べたいな、ということで、地図を確認しましたが……。あれだけ毎日走り回っていた道なのにもう思い出せません。この辺りかな、とストリートビューをポチポチしますが、結局発見できず。こうなるとメチャクチャ水餃子が食べたい。ということで自作してみました。


 まあ、そこそこの味にはなったと思います。冷凍食品よりは好みの味に仕上がりました。しかし、皮の厚み、もっちり感と豊かな小麦の味わいが足りません。具材もひき肉を使ったのですが、味が薄い。固まり肉を自分で叩くべきだったかもしれません。あと葱を入れすぎたな。また今度チャレンジしよ。


 で、話は変わり、今日はお昼ご飯にちょっと贅沢をしました。いつもは激安スーパーのプライベートブランドのカップ麺なのですが、有名なブツを食すことにします。緑色のふたの丸いプラ容器に入っているインスタントそば。久しぶりに食べたんですけど、凄くそばが進化してました。美味い。そういや、前にもそんなことを書いた気がする。


 そして、家に帰ってみたらカクヨムで新企画のお知らせです。運命を感じましたね。これは何か書いて参加せねばならないという決意を固めました。賞品で赤と緑で計72個も貰えるというのが魅力です。約4か月昼飯は赤か緑で確定。望むところよ。ということで、食い物の話でした。


 ではでは。

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