第105話 きみの物語になりたい
ども。
新巻へもんです。
今日は短めです。同題異話SR最終回「きみの物語になりたい」を投稿いたしました。一番乗りは23回やってきて初めてかもしれません。昨晩、お題を見てから、こねくり回していた作品です。3千字弱なのでいつもに比べれば少々長めかもしれません。
恒例のネタバレタイムです。
今回は最終回ということなのでそれに相応しい内容にしたいと思っていました。一方で企画主の香鳴さまが、これで終わりではないと仰っているのも大事にしたいという気持ちもあります。
物語は最後のページで終わります。でも、読者の中で続いていくこともあるでしょう。一旦区切りがついて、めでたしめでたしになっても主人公たちの人生は続くはずです。そこからの希望に満ちた未来を想像できる第2の物語のプロローグ的なものはどうかというアイデアが出てきました。
私の主戦場は異世界ファンタジーなので、なんか悪い奴をやっつけて、勇者は幸せに暮らしましたで終わるところのちょっと先を匂わせる。そういう視点で見ると、きみの物語になりたいなんて、完全にプロポーズじゃないですか。これは良いということで後は主人公だけです。
ただ、改めて見てみると「きみ」とひらがなになっている点も考慮する必要があります。それと悪い奴をやっつける勇者一行の誰かのセリフとしては回りくどいな、という気もしてきました。やっぱり障壁があるので素直になれんのかねえ、と異種族同士にしたところ、何やら私の中から沸き上がってきます。
なんか発話者は女性の方がしっくりくる気がする。はい。完全に私の感性の世界なので非難はしないでね。じゃあ、いっそのこと女性同士にすっか。既存の物語を引き合いに出す都合から異世界転移にして、頑張り屋さんの少女にエルフのお姉さんが恋心を募らせる。いいねえ。俺の趣味的に。
そういや、百合は書いたこと無いはず。まあ、その辺の繊細な感性は正直よく分からないけど、俺が認定すればそれでよし。なんかフィナーレに相応しいとか意気込んでいたことはすっかり棚に上げます。ということで完成しました。
ではでは。
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