第50話 桜花は一片の約束

 ども。

 新巻へもんです。


 トイレットペーパーや女の子の日の為のナプキンまで品薄になってるらしいですね。いやあ、50年経っても日本人のメンタリティは変らないんだなあ。しかし、ナプキン買い占めてどうするんだろう? 紐つけてマスク代わりにでもするのだろうか? 分からん。まあ、無くなったら非常に困るのは分かります。


 さて、昨日更新したこのエッセイですが、タイトルを付け忘れてました。単純なミスです。すいません。それと、4年に一度のテーマでもう1本書いていたんですけど、1500字ほど書いて消しました。なんかしっくりこなかったのと結局4年の消化がうまくいかなかったからです。


 皆さんはどう料理するんでしょうかね。物語の舞台の設定として4年に一度何かが起きるとする人が多い気もします。4年てリアルで考えると結構使いづらいかったですからね。


 今日の本題ですが、毎月恒例の同題異話のテーマが発表されました。「桜花は一片の約束」です。桜に始まり、桜に終わる。粋ですね。桜の下で寝転がりながら酒を飲みたいなあ。風に舞った花びらを盃で受けたりしてね。騒ぐのは好きじゃないので一人でいいです。あ、でもお酌してくれる素敵な方がいるとなお良いですね。


 妄想はこれぐらいにして、いつものように制作過程を追いましょうか。最初は桜の木を墓標に見立てた話を思いつきました。弟子が約束を果たして、師匠の元に報告に行くような感じです。でも、桜ってそういう花じゃない気がしてやめました。やっぱり桜と言ったら悲恋が似合う。


 で、めちゃくちゃありがちですけど、桜の下で再会を約した男を想う話でいこうと決めます。そして、桜といったら吉野だろ、吉野といったら護良親王。時代設定も決まったので、書きかきしていきます。さすがにこの時代の言葉遣いの模倣は無理なので諦めました。できるだけ現代臭を消したつもりですが、出来はお察しください。


 そして最後のシーンまで書いてきて、ここで急な方針転換となりました。悲恋で書き始めたはずなのですが、無理です。お豆腐メンタルなので自分の精神がもちませんでした。護良親王自体がかなり悲惨な末路を辿るのにさらに悲劇を拡散するなんてヤダヤダ。


 いやあ、詰めが甘いのは認めます。でも、もうそれでいいや。この後、1週間イベント続くのに落ち込んでたら参加自体が厳しくなるし。時々、そういう話も書きたくなるけど今じゃない。さえちゃん、健気すぎるし。駄文追加してやろっと。ああ、良かった。めでたしめでたし。


 ではでは。

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