第5話の8
コントローラ、ミキ。コントローラを制圧したのがアニキだとするのなら、僕はコントロール出来ない。
ローナを制圧するだと、アニキ! 青い炎と赤い炎と光の世界。二色の世界で物足りないか、アニキ。
三色のロードが放たれた。グラスの狙いはガイへと移る。赤いコーヒーを混ぜながらだ。
メリーゴーランド。メリーゴーソング。僕のウタはどうですか、ミキ?
「聞いています、セツナ。アニキさんの声はいます」
ミキの声に反応した僕は、アニキはまだ近くにいることを覚ったぜ。アニキー、僕を置いて出世すんじゃねえ。一人で行くなんて許せねえ。
赤いコーヒーを渦としてグラスが舞う。黒い赤がロースを攻め落とし、ジョンへと兵達が流れて行く。
民達は消えた光の世界を待つ。
「そんな日は来ねえんだよ!」
と、アニキはガイの元へと行く。
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