第31話再会の時6

 今日もおかんの店で飲んで10時に戻ってくる。馴染みの常連もたくさんできてひろしと呼ばれるようになった。おかんの祖母は昔は飛田の店に出ていたようだ。写真を見せもらったが凄い美人で当時は3本の指に入っていたという。祖父は有名なやくざですでに亡くなっている。おかんの夫はどうしようもないチンピラやくざだそうだ。

 へえ!昨夜コメント返しの返しが戻っていた。

『すみれさん。私のTバックの写真を送ります。もしよかったらすみれさんの写真もお願いします』

 これは私のアドレスに入ってきた。添付の写真を見ると凄い。Tバックの色も何種類もあるし、お尻の穴が半分はみ出ているのもある。私はパソコンの中にしまい込んでいるファイルを開く。これは大学時代に手術後の記念撮った写真が入っている。その中からTバックの写真を選ぶ。送られてきたアドレスにメールを打ち込む。

『一度会いたいですね?プロフィールの飛田の桔梗という店におられるのですか?』

 打ち込んでワインをグラスに入れる。何だ?

『今客待ちでパソコンを開いていたの。嬉しい!ぜひ店に来て!来るときはここから日にちと時間を入れてください。私は顔見せには出ない約束なのです。幾つ?』

『23歳になりました。楓さんは?』

『一つ上よ』

『女装で行ってもいいのですか?』

『もちろん!でも玉を抜いても立つの?』

『結構役に立ちます』

『オナニーってする?』

『ええ、でもまだ穴に入れて貰える彼氏はいません』

 そうやって30分ほどメールのやり取りをしていて客が来たのでと別れた。


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