第28話 チクッ!予防接種のはなし
さて、生後二ヶ月から赤ちゃんの怒涛の予防接種ラッシュが始まります。
受ける予防接種は、B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌、四種混合、BCGなど多種多様。
沢山の予防接種を自分でスケジュール管理して受けさせなくてはいけません。なんて面倒臭い。
犬の予防接種みたいに案内のハガキが来て、保健所でまとめて受けさせてくれるみたいな方式ならいいのに……そうもいかないんですかね。
さて、たくさん種類ありすぎて、どうしたらいいのか訳が分からない私でしたが、ともかく二ヶ月になったので、とりあえず近くの小児科に電話してみることに。
私「あのー、子供が二ヶ月で、予防接種を受けたいんですが予約とかは必要でしょうか?」
看護婦さん「いえ、予約はいらないので、市から発行された予防接種の券と母子手帳を持って月水金の二時半時から三時半の間に来てください。その時間は予防接種の優先時間になっていますので」
聞くと、近くの小児科では予防接種の時間帯と一般の診察時間で時間がきちんと分けられているのだとか。
良かった。産まれてたった二ヶ月の赤ちゃんが他の子供から病気を貰ったりしたら大変ですし、時間が別れているのであれば一安心。
私はホッと胸を撫で下ろし、指定された時間に病院に行きました。
そして始まった予防接種。
お医者さん「はいー、お腹をもしもしするよー。はい、お口も見せてねー、あー、お口開けてエラいねー」
赤ちゃん「(ニコニコニコッ)」
子供はこれから何が起こるかも分からずにお医者さんや看護婦さんにニコニコ笑いかけていました。
お医者さん「おや、笑ってるねー。これからチクッするよー」
チクッ。
赤ちゃん「!!」
お医者さん「おや、泣かないね」
赤ちゃん「アーーーン!!」
赤ちゃんは最初は何が起こったのか分からなかったようでキョトンとしていましたが、少ししてから思い出したように泣き始めました。
うーん、やはり泣いてしまったか。
痛いって分かってしまったし、これからはお医者さんを見ると泣くようになるかも。病院に行くのも嫌がったりして……。
この時はそう思いましたが、生後九ヶ月になった今でも赤ちゃんは病院に来てもよく分かっていないようでニコニコしています。
ちなみに家で昔飼ってた犬は一度動物病院に行くと二回目からは嫌がっていたので、赤ちゃんよりは犬の方が賢いかもしれません。
子供っていつから病院や注射が分かるようになるんでしょうね。二、三歳くらいでしょうか?
(※1歳2~3ヶ月頃から病院に来るだけで泣くようになりました)
ちなみに予防接種には自治体からの補助が出て無料で受けられる予防接種の他に、ロタウイルスなど、お金のかかる任意の予防接種があります。
(※この記事を書いた当時はお金がかかっていたけど今後無料化するらしいです)
ロタウイルスの場合、かかると酷い下痢になって下の処理が大変だし入院しないといけないということをきいていたので、予防接種を受けさせました。
これが1万4千円の予防接種を二回目とけっこうな出費。(ちなみに友人が別の病院で受けたところ1万円×3回だったらしいです。病院ごと違うらしい)
しかも注射ではなくシロップを飲む形式なのですが、うちの子は1万4千円の内4000円分くらいは口から出してましたね。なんともったいない……。
そんな訳で、生後二ヶ月から怒涛の予防接種ラッシュが始まったのでした。
一応今のところは順調に受けさせてますが、これ、仕事で忙しい人とか計画を立てるのが苦手な人は大変だよなあ。
何とかならないんですかね、この面倒くささ!
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