第23話 腰痛と腱鞘炎
さて、退院から少し経ち、少しずつ育児にも慣れてきた頃、私をある問題が襲っていました。
それは腱鞘炎。
赤ちゃんを抱っこする時、ミルクを上げる時、移動させる時……とにかく手首が痛い!
仕方なく親に腱鞘炎用の手首サポーターを買ってきてもらいました。
ですが、夜中の授乳の時なんかはつけ忘れたり、サポーターをつけている右手は平気でも今度は左手が痛くなってきたり。
そこで何とかして手首の痛みを無くす方法はないかとネットで調べて見たところ、いい解決法を見つけました。
それは赤ちゃんを抱っこする時は、手首ではなくなるべく腕全体に赤ちゃんの体重が乗るように抱っこするというもの。
具体的には、赤ちゃんの首を支える時は手のひらに赤ちゃんの頭を乗せるのではなく、肘に乗せる、おしりを支える時も手のひらではなく手首の上や肘の上に乗せるという方法。
同様に、腰痛にも悩まされていたので、腰の痛みを取る方法も色々と試して見つけました。
特に赤ちゃんを抱っこする時に、中腰になるのではなく膝をきちんと曲げて抱っこするというのは今でもきちんと心がかています。
それからウォーキングや腰回しなどの運動や太ももの筋肉を伸ばすストレッチをしたら徐々に痛みも取れてきました。
腰回しで腰痛が取れるのは分かるのですが、太もものストレッチ?と思う方もいるかと思います。
ですが、どうやら腰痛は太ももが張ることでも起こるらしいので、腰が痛いときに太ももの筋肉を伸ばすのは良い方法らしいです。
ちなみに私がよくやってるのは、あぐらをかいたまま体を前に倒すストレッチと、足をペタンと女の子座りをして、体を後ろに倒すストレッチです。
太ももと腰がスッキリしてオススメですよ。
……と、そんな訳で出産後一、二ヶ月くらいは腱鞘炎と腰痛に悩まされていた私。
ですが、三ヶ月も経つようになると、赤ちゃんをどんなに無茶な姿勢で抱っこしょうが手も腰も全く痛く無くなりました。結局は慣れですね。
それどころか赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしたまま、両手に牛乳や醤油、味噌の入った重い買い物袋を持っても平気になりました。
今思うと、たかだか三キロ程度の重みになぜあんなに苦しんでいたのか……?
このままだと、もう数ヶ月経つ頃にはムキムキになっているかも知れません。
ダンベル何キロ持てる? ならぬ赤ちゃん何キロ持てる? 状態。
ナチュラル筋トレですね。
この調子で筋肉が着いて痩せてくれないかなーなんて……お願いマッスル!!
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