第九章 BLM問題

第五十二話【天狗騨記者、日本の公共放送の〝かの黒人アニメ動画〟を高く評価する】

「日本の公共放送は黒人に対する歪んだ固定観念を助長スル動画を造っタノダ」リベラルアメリカ人支局長は言った。さらに続けて口を開く。「日本の公共放送が何を間違ったノカ、お前に理解できルカ? 知らなかったデハ済まされナイゾ!」



 2020年5月、米中西部ミネソタ州で〝偽札を使用した〟とされる黒人男性を白人警官が窒息死させる事件が起こった。白人警官が頸部を圧迫し続けること8分46秒。黒人男性が「苦しい」と訴えるその事件動画が広く拡散したことにより未曾有の運動がアメリカ合衆国で起こった。

 運動の名はBLM運動。ブラック・ライブズ・マター運動、即ち黒人の命も大切だ運動。『黒人の命や生活の重要性を、白人のそれと同じレベルで扱ってほしい。現在の歪んだ社会の構造を変革しなければいけない』、という訴えだとされている。

 〝されている〟というのはどういうことかというと、運動はすべからく整然とはいかなかったのである。そういうことを訴えているのかどうかも怪しい者達までが便乗する形で暴動をも起こしたのであった。

 この〝暴動〟が日本の公共放送が造ったあのアニメ動画に繋がっていく。ちなみにこのアニメ動画が放送された番組は「子どもたちにも解りやすいよう国際情勢を伝える」をコンセプトとし、学校の教室をセットにし、アニメを多用していた。しかし〝解りやすい〟は容易に非難をも招き寄せる諸刃の剣とも言えた。



「あなたの期待に私は応えることはできません。なぜなら私はあの動画を高く評価しているのですから」いとも平然と天狗騨記者が言い切った。

 ざわめく社会部フロア。アメリカ人からの激しい抗議をなんとも思っていないかのような態度だった。


「いくらお前がそう言おうト、当の公共放送は謝罪し動画を削除シタ! おわびの文も再三書き直シタ! 番組では国際部長が「黒人の人達の描き方については人権や多様性に対する認識が甘かったと思います」と過ちを認メ、「あらゆるテーマについて多角的な視点を持ち、丁寧に議論しながら取材・制作にあたります」と自分達の至らナサヲ認めタノダ!」リベラルアメリカ人支局長は極めて強圧的な態度で天狗騨に相対した。


 ここまで押されっぱなしだったリベラルアメリカ人支局長としては(今度こそは)と、自分の圧倒的な優勢を感じていた。

(間違いを正当化するヤツほど撃ちやすい相手はない)心底彼はそう考えていた。


 天狗騨はリベラルアメリカ人支局長が内心期待している〝間違い〟方の側に立っている。しかし動揺の様子はどこにも無い。

「報道の自由・言論の自由を脅かす脅迫者が正しい者になる道理がありません」スパッと天狗騨は言い切った。


「真っ当ナ抗議をスル者が言論の自由を脅かシタと言うノカッ⁉」


「その通りです。日本の公共放送は脅迫に屈したのです。自ら造った動画を削除する、これは報道の自由・言論の自由の屈服を意味します」


「論外ダ!」


「しかし抗議者の中に看過できない、明らかな権力者がいましたよね?」


「そんな者はイナイ!」


「アメリカ合衆国の駐日大使が非難コメントを出したでしょう? れっきとしたアメリカ政府の人間です。権力者ですよ。日本にさらなるアメリカ軍駐留経費増額要求をしているあの駐日臨時代理大使が自身のSNSで「米国の複雑な人種問題に焦点をあてようとする日本の公共放送の意図は理解する」としながら、「この動画ではもっと多くの考察と注意が払われるべきでした。使われたアニメは侮辱的で無神経です」と言って圧力をかけてきました。その外国政府の圧力に易々と屈するのが日本の公共放送だとは。その存在意義が根本から問われる問題でした」


「何を言うカ! 欧米のメディアもほぼそれト同意見ダッ! 『粗野な戯画』『人種的無神経』と非難されテイタのを知らないノカ⁉ 私の知る限りアメリカではリベラル保守問わず少なくとも8つのメディアが厳しく日本の公共放送を非難しテイタ! イギリスやドイツフランスも同様ダッタ!」


「ほう、『粗野な戯画』ですか。確か、あなた方は以前日本人に対し『風刺は欧米では当たり前!』『風刺が自由にできることが言論の自由!』とか言っていましたね。前にあなたのお仲間である東京の外国人記者クラブの皆さんがその会報の表紙に2020東京オリンピックのシンボルマークを新型コロナウイルスのように描いていた時のことですよ」


「あのオリンピックロゴの件は新型コロナウイルスが流行する中、アスリートの健康も考エズ2020年のオリンピック開催にこだわり続けた日本に対する風刺ダッタノダ!」


「そういうことはIOCに言うべきでしょう。日本の側から下手に中止や延期を言い出せば多額の違約金の請求が来ることくらい想像もできませんか? それとも白人のお仲間相手には〝風刺〟はできないんですか?」


「なんダトッ!」


「こっち側(日本人)から見れば日本開催の東京オリンピックのシンボルマークをコロナウイルスにしてしまうあれこそ粗野な戯画です」


「日本人を被害者トシテ位置ヅケテ話しを逸らセルと思ウナッ!」


「では日本人以外の例を示しましょう。フランスの新聞が〝風刺〟と称し預言者ムハンマドを醜悪に描きました。その結果怒れる一人のイスラム教徒に当該新聞社の多数の編集関係者が殺害されました。事件の結果は重大です。が、私は敢えて言います。ムハンマドはとっくに故人です。別に彼がこの現代でテロをやっているわけじゃない。なのに他者の信仰を踏みにじるとは。正に野蛮そのもの。事件の原因となった〝風刺〟は粗野な戯画です」


「言論の自由が脅さレタのダゾ!」


「しかし日本の公共放送のアニメ動画には圧力をかけ削除させましたね? まあ自動小銃の引き金を引いていないから〝セーフ〟ということなのでしょうが」


「お前はテロリストと我々が同じコトをシタと言う気カ! お前には〝風刺〟ト〝粗野な戯画〟の区別もついてイナイッ!」


「ええ、つきませんね。自分達が行う〝風刺〟は守られなければならないが、価値観の異なる他の者が行う〝風刺〟は『人種的無神経』とするのがアメリカ人というわけですか?」


「何を言うカ! あのアニメ動画を風刺と言うニハ無理がアル! あれは黒人に対する差別が内包されてイル差別動画ダ!」


「黒人差別は許さないが日本人差別、つまり黄色人差別には寛容なのがアメリカ人ですか? コロナ以前とコロナ以後では世界は既に変わっているんですよ。新型コロナウイルス流行の折のアメリカ社会でのアジア人差別を棚に上げ、アジア人である日本人に対し『差別主義者だ!』と一方的に言えるその言動そのものが人種差別主義者の行動パターンそのまんまなんですよ!」


 以前にも増して険悪な空気が両者の間に漂い始めた。相手を差別主義者に仕立てて道徳的優位を得ようとする戦術を天狗騨記者の方も採用したからである。これ即ち同害同復、目には目を歯には歯を。


「お前が風刺と粗野な戯画の区別がつかナイと言うナラ俺が教えてヤル! 〝粗野な戯画〟とはあの日本の公共放送の造ったアニメ動画ナノダ! 現に造った者も動画が間違いダッタト認め削除シテイル。ナノニお前は一人で日本の傷口を広げてイル!」


「何度も言いますが、アメリカ政府及びアメリカメディアの抗議に易々と屈しあっさりアニメ動画を削除したその行為こそが間違いです。報道の自由・言論の自由を易々と放棄する者にジャーナリズムに携わる資格は無い」


「違ウ! あのアニメ動画は〝粗野な戯画〟ダ!」再びリベラルアメリカ人支局長は〝粗野な戯画〟を繰り返した。


「ではどの辺が〝粗野〟なのか教えて頂けますか?」


「まずアニメ動画には、抗議デモが起こった直接のきっかけデアル警察の暴力の話がでてコナイ」リベラルアメリカ人支局長は勝ち誇ったように宣告した。


「その番組は子ども向けです。黒人男性の首に白人警官が膝を押し当て殺害するシーンを描いたアニメが造れると思いますか? 即グロアニメ認定ですよ。これを電波に乗せられますか? 日本の公共放送に問題があったとすればネット上での公開の仕方です。件のアニメだけではなく、解説の部分もひとつの動画としてくっつけた状態で公開すべきでした。そこでは黒人男性が白人警官に理不尽に殺害されたことを解説していたわけですから。動画そのものについては〝構成力の問題〟以外の問題は見当たりませんね」とあっさり切り返す天狗騨記者。


「激怒する筋骨隆々の黒人男性を登場させたダロウ! これを典型的なステレオタイプと言うんダ! 黒人男性のキャラクター描写が差別的ナノダ!」


「いかにもあくどそうな顔に描いたムハンマドの絵は欧米人のステレオタイプではないのですか?」


「うるサイッ! 今はムハンマドの話はしてイナイッ!」


「端的に言って〝筋骨隆々の男〟と〝ぶよぶよの男〟では筋骨隆々の男の方が容姿が良いとは考えませんか?」


「考えナイッ!」つい勢いでリベラルアメリカ人支局長が怒鳴ってしまった。


「デブがそんなにカッコイイですか? アメリカでは肥満者は『自己管理の出来ない者』との烙印を押され出世に響くと聞きましたが」


「……」

 つまらないことを言ったためにリベラルアメリカ人支局長は押し込まれた。


「違ウッ! 〝激怒する〟というノガ問題ナノダ! 『粗野で怒りのコントロールができない』という黒人に対する否定的な固定観念をそのままあのアニメ動画はなぞっタノダ!」


「あなたの中では〝粗野で怒りのコントロールができない〟のは黒人限定なのですか?」天狗騨記者は訊いた。


「どういう意味ダ⁉」


「それは白人達も同じなのではないですか? あなた達は怒りのコントロールができないから〝日本軍慰安婦問題〟で激しく日本人を攻撃した。『韓国人元慰安婦の証言があるだろう!』と言って。しかし韓国人元慰安婦の証言はアメリカの分についてもあったのです。自分達アメリカの側も〝米軍慰安婦問題〟という同様の問題を抱えているというのになぜそんなことをしてしまったのでしょう? それは粗野で怒りのコントロールができないからです!」


「……」


「—— 一事の激情で他者を激しく攻撃し自らを却って不利な立場に追い込む。正に粗野で怒りのコントロールができていません。『粗野で怒りのコントロールができないのは黒人だけ』というその感覚こそがアメリカ人の人種差別的固定観念です。アメリカの白人も粗野で怒りのコントロールができないことをアメリカ人自身に解らせるため、益々米軍慰安婦問題の追及をしなければならないと、そう新たに決意をしましたよ!」天狗騨記者は改めて高らかに宣言した。


「……」


「しかし断っておかねばならないのは、〝怒り〟は卑しい者のすることではない、ということです。コントロールされているのなら〝怒りそのものは肯定的に捉えるべき〟ということです。よって怒った黒人の姿を描くのは問題無い」


「問題はアル!」


「その価値観は絶対に正しいとは言えません。私はイジメを撲滅するという社会正義実現のために社会部記者になりました。取材を通して解ってきたことはイジメられている者はなにをされても怒らない、そういう傾向があるということです。何をされても怒らない相手には何でもできる。しかもどんどんエスカレートしていく。イジメ問題解決のためにはイジメを受けている側の怒りが必要です。それもコントロールされた効果的な怒りが必要です。怒った黒人についても同じ事が言えます。だから怒った黒人でいいんです。怒ることがどれほど重要か、あなたにはそういう考察はできないのですか?」


「クッ!」

 〝怒ること〟をここまで堂々肯定されたら『怒った黒人を描いた!』という攻撃の威力は大減殺である。


「それよりあなたは〝絵〟についてしか語っていませんが、肝心なのは中身じゃないですかね?」天狗騨は訊いた。


「そうダトモ! 中身ニこそ問題がアル! デモの背景説明が現実と乖離しテイル! 警察改革を求めるデモの中身を意図的に曲解シタノダ!」


「警察改革、ですか」その喋り方、まったく天狗騨には応えていないようだった。


「ナンダッその態度ハッ!」


「『警察改革』と言っておいた方が黒人以外の者も連帯しやすいからそういうことにしてあるだけじゃあないですか。確か『抗議デモに参加した』と答えた人は18%という世論調査の結果を見たことがあります。アメリカ人の5人に1人が運動に関わった計算です」


「連帯しタラまずいノカッ!」


「〝人種を超えた連帯〟は美しい一枚の絵ですが、それを優先するあまり本質が見えなくなってしまったのでは本末転倒だということですよ。日本の公共放送が造ったあのアニメ動画は〝連帯ごっこ〟すらできなくなるような本質を衝くものだったため、アメリカ政府までが必死の形相で抹殺すべく圧力をかけてきたのだと、私はそう考えています」


「〝連帯ごっこ〟トハアメリカ人に対する冒涜ダゾッ!」

 リベラルアメリカ人支局長はいかにも宗教的な〝冒涜〟ということばを敢えて口にした。


「ではどう警察を改革したらデモ参加者の皆さんは満足するんでしょうか? 署長以下警官全員黒人にすれば改革したことになるのでしょうか? そういう改革に黒人以外のアメリカ人は賛成するんでしょうか? 「デモの背景説明が現実と乖離している」のは『あのデモは警察改革を求めている!』とだけしか解釈しない全てのアメリカ人なのでは?」そう言って天狗騨はリベラルアメリカ人支局長を指さしていた。


「じゃあどうイウ背景だと言ウ?」


「あのアニメ動画の内容はこうです。『白人の持つ平均資産は、なんと黒人の約7倍である』、『新型コロナウイルスの影響を大きく受けたのもまた黒人である。失業するか、労働時間を減らされるなどして収入に影響が及んだ黒人は黒人全体の45%である』、『こうした怒りがあちこちで吹き出したのが現在アメリカで起こっている事である』。つまりあのデモの背景は格差問題だと言っているのです!」


「全く違ウ! デモの背景は警察問題ナノダ!」


「違うと言いたいのはこっちですよ。格差というアメリカ社会の社会構造問題に背を向け「警察の問題」に限定し、努めて矮小化しようとする態度だ、それは。格差問題がアメリカ社会最大の問題になると都合の悪い連中、つまり富裕層に都合の良い〝言論〟ですよ。まったく日本の公共放送ともあろう者が富裕層の代弁者の脅迫に屈するとは本当に許せません!」


「事実の歪曲ダ!」


「違いますね。あの8分46秒間頸部の圧迫を受け窒息死した黒人男性は『偽札を使った』容疑でああした目に遭ったわけですよね」


「被害者を冒涜する気カ⁉」再び〝冒涜〟という語彙を使うリベラルアメリカ人支局長。


「私は〝容疑〟と言っているのをお忘れ無く。いいですか、社会部の記者として言わせてもらえば、犯罪の動機は大別して2つです。『欲望の赴くまま犯罪に手を染める』積極型か、『追い込まれ犯罪に手を染める』窮乏型かです。格差問題を解決し中産階級を育てることに成功したなら後者の動機の犯罪は大いにその数を減らすことができます。アメリカ社会最大の問題は〝警察の問題〟ではありません。格差問題です。ただ、黒人と白人の経済格差は七倍、という事実の指摘はデモの連帯にヒビを入れるのは間違いない。だから日本の公共放送のアニメ動画が都合が悪かったんじゃないですか? 富裕層の代弁者のアメリカ人達には!」


「違ウッ! そういう背景じゃナイ! アメリカ人が言っていルンダ! 日本人に何ガ解ル! 間違っているのは日本人ダッ!」


「いいえ、間違っているとは思えませんね。デモ隊は〝警察改革〟を要求するが、その中身はてんでバラバラ。〝警察予算の削減〟や極端なものになると〝警察解体〟まで主張する者までいる。警察を無力化して誰が犯罪者を逮捕するんですか?」


「デモを愚弄しタナッ!」


「でも愚かしいんじゃないですか? さすがに警察を解体し消滅まではさせないでしょうがね。いいですか? この事件については警察は、事件を起こした警官を全員解雇し逮捕したのです。それでも警察を叩き続けると今度は何が起こると思いますか? 『犯人を逮捕しなければ非難されない』という倒錯した価値観が警察の中に蔓延するんですよ。このままだと警察は容疑者の逮捕もせずあてにならず、独断で行動するスーパーヒーローに街の治安を任せるというハリウッド映画さながらの世界線にアメリカ社会は突入しますよ!」


「そんなコトヲ言ってイルのはお前ダケダ! 日本のMIN新聞はあのようなアニメ動画を造った日本の公共放送を激しく非難してイルゾ!」


「それはMIN新聞がアメリカ社会の政奴隷なんでしょう」

 一般論としてはASH新聞とMIN新聞は似たもの同士であり友好関係にある。しかし天狗騨は仲間に対してもお構いなしであった。彼は〝お友達クラブ・仲良しクラブ〟の否定を公然と実践できるジャーナリストであり人間であった。


「ナニッ⁉ 良心的勢力を〝セイ奴隷〟呼ばわりスルノカッ⁉」


「脅迫者に易々と屈服する者にはジャーナリストとしての良心はありません。だいたい、あなた方の足下にも〝異なる意見〟がありますよね? そちらは完全無視ですか?」


「そんなモノは知ランッ!」


「では紹介しましょう。『コロナで十万人もの人が死んでいるのにたった一人の死でこれほどのデモになるわけないだろう』とのこと。なるほど、と即座に合点がいきました。アメリカではこれ以前にも理不尽に黒人が白人に殺害されるという同様の事件は起こっています。しかも白人は無罪になっている。しかしその時はこうした未曾有の規模のデモは起こりませんでした。なぜでしょう? 新型コロナの世界的流行と重なったことがこれほどの規模のデモになった原因です。一人の黒人男性の理不尽な死はきっかけにすぎません。背景にあるのは生活に困窮した人々の怒りです。殺された黒人男性の容疑は〝偽札使用〟です。きっと生活が苦しかったのだろう、という感情移入が多くの人々を動かしたんです。このデモの背景を〝格差問題〟だと喝破した日本の公共放送こそが正しい分析をしていたんです。〝警察の問題〟に範囲を絞ろうとする者にとっては非常に都合が悪かったことでしょう」



 アメリカ・ミシガン州で一人の黒人男性が白人警官によって理不尽に殺された。その結果起こったデモの解釈について天狗騨記者はリベラルアメリカ人支局長の主張(それはアメリカ社会の主流派の主張でもある)に一歩も引かなかった。

 この論争の結果はリベラルアメリカ人支局長に道徳的優位をもたらさなかった。リベラルアメリカ人支局長にとってはやらなくても良い論争をして、ただ徒労しただけだった。

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