第百三十七回 さあ、これからだよ。大いなるネットの海原へ。


 ――新章あらたなる物語おはなし。もうそれは始まっていた。



 だからこそ、これまでにはない章の運び。エッセイはエッセイらしく、僕が見たもの感じたことを述べる時間……この『りかのじかん』の締め括りとなる章は、また新たな可能性を秘めた物語へと発展していくことだろう。僕らと一緒に日々成長してゆくのだ。



 ……前々回は、三人仲良く風邪を分け合って休むところまでを描いた。続く前回は、丁度その休んだ日、パジャマ姿の僕が、PC画面と向かい合わせに座り思ったことだ。


 画面は『カクヨム』を表示。


 そして『自主企画』へと進む。そこで『めぐりあい瑞々みずみず賞』という名の自主企画と、文字通りに巡り合った。主催者は、……やはりIMイニシャルエムさん。


「ああ、ネーミングセンスが……」

 との独り言とともに、間髪入れず物申す! との思いで、


『自主企画のネーミングに特徴ありありですよ』

 に、近いニューアンスで、IMさんの近況ノートにコッソリと、丁寧に丁寧にと書かせて頂きました。……あくまで、身震いするほどの返信を想像しながらですが。



 ――まあ、気を取り直して、


 登録したよ! IMさん主催の自主企画、めぐりあい瑞々賞へ。内容はね、瑞々しい作品を募集しているそうだ。ニューフェイス歓迎ということもあって条件ピッタリだよ。


 期間はね……なるほどなるほど、カクヨムのコンテスト……五回目なのね。その前に立ちはだかる企画、――受けて立つよ、瑞希みずき先生! 気合十分で風邪も吹き飛ぶ。


 僕が登録した作品は、もちろん処女作の『りかのじかん』


 すると、スマホが鳴る。ピロリロリン! っと。メールにLINE、おまけに応援ハートのコメント欄にまで、可奈かな千佳ちかのメッセージが。――いっぱいいっぱい!



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