第百二十一回 祭りのあとで……と思いきや、
――何を言っているのだ? まだまだこれからだぜ! と、より一層盛り上がる。
今でも、今でも
時は、もう夜の帳。場所もすでに自称・書斎。……つまり僕の部屋だ。一応は、まだまだ駆け出し中の駆け出しだけど、こう見えても、書くと読むのカクヨム作家。PCの画面と睨めっこしながら、カタカタ、カタカタ……
その仮面の貴公子を上回る……、
超が付くほどのスピード系が、画面変化とともに現れた。さらに、
……この部屋の静かな時間に同調し、脳内で再現映像を鑑賞する千佳の二面性……あくまで想像の範囲だ。ゲーセンにはよく通っていたそうだ。……キム・ウメダさんと、あの高額チケットを売ったお金で。いじめっ子に付き合わされ、格ゲーの対戦相手をさせられていた。でも、圧勝。それがきっかけでゲーマーの道へ。
でも、もう、
いじめっ子と付き合うことはない。千佳の傍らに僕たちがいる。千佳はもう、これから描かれてゆく青春物語の、僕たちと同じ立派なレギュラーメンバーなのだから。
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