第百十一回 あふれる想い、もっと知りたいあなたのこと。
――ときめく胸。
何でこうなったの? あと数時間ほどで、あなたと顔を合わしちゃうよ。
……顔、少し熱い。
そして今、目の当たりにしているもの。……それは、PCの画面。また会えたね、僕のエッセイに対する応援&コメントたちよ。感謝の思いであふれるよ。
閃きに相応しく、
キラキラリン! と奏でる効果音。
新たなコメント、今入る。……ふむふむ、意外と朝型の人が多いね。これで何件目なのだろう? ご想像にお任せしますが、……申し訳ないけど、プライバシーのため。
――いやいや、待て待て待って!
千佳の趣味は? ……やだ、何も知らない。顔、見かけ、姿形、……多分、体重に至るまで。双子のようにソックリなのに。同じ『
過る思考。
――プラモデル。ジャンルはバンプラ。千佳もバンプラ好き? 双子のように思考も同じであるなら、あるあるだ。……一緒に作る。未来さんと僕と優勝を目指して。
ああっ! であるなら、同じように千佳も、瑞希先生ことが大好きなのかな?
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