第二章 令和元年版? 八月二十四日の告白。
第三十回 ……そう。戦士の休日。
異議なし!
パパは職場で戦士を演じている。なぜなら働くことで御給金を頂き、僕たち家族を養っている。
――
ダサいとか、臭いとか、
僕は決して思ったりしないよ!
――えへへ。
パパと一緒に、
……名前は遠い親戚よりも近く、
おじさんと呼べる人の名前とは真逆の『新』という文字が付く。
おじさんの名前は『旧』という文字が付いて『旧一』と書いて『もとかず』と読む。
――会ったことは、一度もない。
四年前のお墓参り、それっきり。今年はどうなのだろう?
……あっ、パパの名前は『新一』もち『しんいち』と読む。
誰が名付けたのだろう? ――でも、
僕の、一足先の誕生日プレゼントへと、現在進行形で電車はレール上を走っている。
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