第43話 DJ

「ひ、秘密の花園・・・?うわっ!!」


 ま、眩しい。ドアを開けたら急に強烈な光が!暗闇に慣れてたからこれは眩しい。


 な、何なんだ?秘密の花園ってもしかして天国かどこかなのか・・・?ってことはやっぱり俺は殺されちまうのか・・・?


「・・・さあ、いくわよ!みんなも手伝って!ミラクルエンジェルキーッス!」


 え・・・?な、何だ?この強烈な閃光と共に聞こえてくる聞き覚えのある声は・・・。


 も、もしかして・・・?


「・・・ようこそいらっしゃいました。あなたは私たちの倶楽部の16番目のメンバーです」


 だ、誰だ?どこから声がした・・・!?そ、それに、ク、クラブ?16番目?な、何なんだ!?一体何が起こったっていうんだ?


 いや、その前にちょっと待てよ・・・。そ、そうだ!や、やっぱりこの声、そしてこの目の前に映るこの光景は間違いなく・・・。


「・・・ま、魔法少女ちゃん」


 そうだ、目の前にこんなにでかでかと映っているのは、やっぱり俺が愛していた魔法少女ちゃんだ。これってテレビじゃないな。もしかしてスクリーンか?いわゆるホームシアターセットってやつか?そうか、だから部屋をこんなに暗くしてるんだな。


 まさかこんな所で魔法少女ちゃんと出会えるとは。


 ・・・で、でも、こんな訳の分からない状況で、もしかしたら命取られるかもしれない状況でも、やっぱり、やっぱり、魔法少女ちゃんは・・・。


「・・・か、可愛い・・・」


「・・・やっぱり、あなたならそう思うと思っていましたよ」


 ・・・え?や、やっぱりって・・・。わ!?き、急に部屋全体が明るく・・・。わ!?なんだこりゃ!?


「驚きました?」


 ・・・お、驚きましたじゃねぇよ。驚くよそりゃ、だって部屋が明るくなったかと思ったらスクリーンの周りに沢山のガキが屯ってるんだからよ。しかも全員体育座りで黙って俺を見てきやがる。い、異様すぎるだろこれ。


 に、にしても、みんな後ろにいるクソガキと同じくらいの歳っぽいな。とにかくお前ら一斉に俺を見上げるのは止めろ、落ち着かないじゃないか。


「急にこんなところに呼び出したりしてすみませんでした。あなたと是非話をしたかったものでね」


 ・・・さっきから聞こえてくるこの声、この声の主はそういや一体どこにいるんだ?声からして俺と同年代って感じするから、ここにいるどのガキとも違うし・・・。


 って、あれ?今は部屋の電気が点いたから薄っすらとしか映ってない魔法少女ちゃんの映像が映し出されているスクリーンの裏に足が二本見えるぞ?もしかして・・・。


「・・・そこにいるのか?」


「・・・ハハッ、見つかってしまいましたか。とは言え、最初から隠れていたつもりはありませんがね。この部屋は御覧の通り狭くてね。安アパートですから。子供たち優先にしてしまうと、どうしても私の居場所はここになるんです」


 ・・・あ、出てきやがった。・・・お、おい、自分で言うのは癪だけどよ、中々の男前じゃねぇか。これは斎藤といい勝負してるぜ。   


 な、なんでこんな奴が魔法少女ちゃんを・・・。


「改めまして、自己紹介させていただきます。僕は金森。この秘密の花園倶楽部の創設者であり責任者でもあります。・・・ご苦労様、真彦君。ああ、映写機止めてくれると助かるよ」


「はい」


 真彦ってこのガキの事だよな。あ、映写機ってそこにあったのね。にしても高そうだな。昔俺も本気で買おうか迷ったもんだ。そしたらいつでも自宅でアニメ映画祭りだと思って。


「・・・あなた、失礼ですが真彦君の先生ですよね?」


「え?先生?」


 は?何だ?こいつ一体何言ってんだ?どうして俺がこいつの先生にならなきゃならない?


「真彦君が怯えていましてね。つい先日も学校の前で声をかけたそうじゃありませんか」


 ・・・つい先日って、ああ、初めて会ったあの時か。


「まあ、真彦君は確かに理事長先生の大事なご子息だ。当然将来を嘱望されています。だから日々勉学に勤しみ、将来を見据えた生活を送らなければならない。だから、あなたのような家庭教師をもっと増やして勉強をさせる。それは親の立場としては当然の思いなのかもしれません」


 ちょっと待てよ?俺はどうやらこの真彦の家庭教師だと思われているらしい。何でそう思ったのか知らないが・・・。


 で、でもここは敢えてそのふりをしてた方がいいかもな。何か真相が聞けそうだし。逆に下手に身元を明かしたら、それこそ本当に山に捨てられちまうかもしれないしな。


「でもね先生。だからって、自分の好きな物、自分が一番輝ける物を捨ててまで勉学に勤しまなければならないのですか?その輝ける物が、スポーツで汗をかき、文学書籍で教養を広げる物であるならば彼らの親御さんは何も言わないでしょう」


 ・・・聞きいっちまう・・・。


「でも、彼らの輝ける物は残念ながらそうじゃない。いや、失礼しました。残念などという言葉を使っては私も彼らの親御さん側の人間になってしまう。そんな人間に僕はなりたくない」


 い、いちいちめんどくさい奴だなこいつは・・・。


「・・・彼らの輝ける物。それが、そう、これなんですよ先生。」


 あ、それは魔法少女ちゃんのブルーレイディスク第3巻。安月給の俺にとって毎月ブルーレイを買う余裕なんかないから、ほそぼそレンタルしてたのに。レンタル版と違ってその販売版は特典映像も満載だってんだから、なんて罪深いんだと思ったもんだ。


「・・・ちなみに先生。このブルーレイの二話目に入っている話の内容はご存じですか?」


「え・・・?な、何だよいきなり・・・。ま、まあ知ってるけど。確か魔法少女ちゃんの父親が再婚する話で、新しい母親との関係性に悩みながらも怪人ギボタイコと戦う話だ。」


「・・・素晴らしいですよ先生。やっぱり僕の目に狂いはなかった。やはりあなたもこちら側の人間ですね。」


 お、おい。こちら側の人間って何だよ。つまりそれって・・・。


「アニメ好きってことか・・・?」


「そうです。アニメ・・・、特に二次元の女の子を敬愛する事を目的としたクラブ。それがこの秘密の花園倶楽部なんです」


 ・・・に、二次元の女の子を敬愛する。・・・ついこの間まで俺が嫁と表して愛でていた事とやってる事は同じなんだろうか。まさかこんなイケメンまでこんなことやってるなんて驚きだ。


 ・・・ん?ってことは、もしかしてこのさっきから何も言わないで体育座りをしてる薄気味悪いガキたちもこの倶楽部のメンバーってことなのか?


 おいおい、俺みたいな奴ならわかるけど、こいつらまだ小学生だろ?魔法少女ちゃんの設定年齢よりも若いこいつらが二次元を見て萌えるなんて事ができるのか?


「・・・その目。確かに先生、彼らはまだ幼い。でも女の子を敬愛するのに歳は関係ありませんよ。彼らは純粋にこの魔法少女に恋をしている。彼女だけじゃない、あのスクリーンの向こうにはまだ沢山のアニメのブルーレイがあります。この倶楽部では日頃勉学などが理由で自分の輝ける物を否定された彼らの憩いの場として、月二回程度のアニメの上映会を行っているのです。勿論、秘密の、と関しているように、誰にも知られないようにこっそりとやっています。この部屋に入る前のノックも合図として、魔法少女ちゃんの一期のオープニングのイントロを採用しています」


 成程、どうりで聞き覚えがあると思った。


 いや、それにしても、自分の輝ける物を否定か・・・。


 う~ん、このイケメンが話すこと、今の俺に妙にしっくりきやがる。それってつまり俺もこのガキたちと同じ境遇に追いやられてるからなのかもしれない。


 別に俺は周りから否定されて二次元に生きることを否定されたわけじゃない。むしろ自分の意志で否定したんだ。


 そこら辺の差異はこいつらとはあるのかもしれない。でも、否定という点では一致してるんだよな。


 で、なんで俺は否定されたんじゃなく否定したのか。勉学のためじゃ勿論ない。三次元のため、そう、現世である三次元に生き辛さを覚えたから否定せざるを得なかったんだ。


 きっかけは水原さん。あの人に恋したから、今まで二次元にだけ生きてきたことに何の疑いも持っていなかった自分に初めて揺らぎが生まれたんだ。


 でも、あの時は別に二次元と決別しようとまでは思わなかった。三次元と二次元との両立。ちょい前に流行った二刀流ってやつだ。そこを器用にこなそうと思っていた。願わくば水原さんと付き合うことが出来たのなら、少しでも二次元の世界に引き込もうと思ってたくらいだし。


 でも、水原さんを失い、タケみたいなイケイケな奴が傍にいる環境に日々身を置いていると、二次元に染まっている事にどうしても生きづらさを感じてしまう。だから折角集めた壁の嫁たちともさよならしたんだ。


 結果的にそれが本当に良かったのかと問われると、今の俺には答えられそうにもない。だって水原さんを失って二次元まで失った今の俺には、何も残ったものはないからさ・・・。


「・・・どうしました先生。あなたも大変だとは思います。勉学を教示する立場でありながら、一方で彼らと共通の物を愛でいている。難しい立場だとは私も十分理解しているつもりです。その為、こちらにお招きして彼らの実情を知っていただきたかったのです」


 ・・・ちょっとまてよ?おかしいな・・・。


「なぁ、なんで俺が、その、こちら側の人間だと分かったんだ?」


「ああ、そうですね。そもそもの説明をしていなかった今の先生には、今置かれている状況とリンクしないでしょうから目が点になってしまうのも無理はありませんね。そのところについては、先生をそもそもここにお越しいただくように推奨した彼の話を聞くのが手っ取り早いでしょう。いいですか?真彦君」


「・・・はい、同志・・・」


 ど、同志って・・・。何だかますますこの倶楽部が怪しく見えてくるぜ。倶楽部ってより秘密結社なんかじゃないのか?


「・・・先生、といっても、まだ一度もあなたの授業を受けたことがありませんから、そう呼ぶのも何だか変な感じがしますけど。お母さんが僕に新しい家庭教師をまた付けたからと言っていたので・・・。最初に会ったときは、正直怪しいお兄さんとしか思っていませんでしたけど、さっき会ったときに確信したんです。僕の事を調べている家庭教師兼生活指導員だと」


「か、家庭教師兼、生活指導員・・・?」


 な、何だ?一体何を言ってるんだこのガキは。そもそもガキのくせに何でさっきからませた言葉を使ってんだよ。最初に会った時のビクついてた等身大のガキは何処に行っちまったんだ?


「・・・お母さんは、昔から僕がアニメを見ていることに反対でした。アニメから得られるものは何もない。百害あって一利なしと。確かに昨今では色々と過激な内容のアニメもあるにはありますけど・・・」


「は、はぁ・・・」


「でも、だからと言ってアニメ自体を取り上げるなんて酷いと思いませんか?僕にだって分別はあります。過激なアニメを見たからと言って僕も過激になるなんてことはない。ちゃんと勉強だってします。アニメはただ純粋に好きだから見たい。それだけなんなんです」


「・・・そして、僕はこれまで見てきたアニメ史上、最も影響を受けたアニメに出会いました。それがこの魔法少女ちゃんなんです」


「こ、これが・・・?」


「はい。中でも特に影響を受けたのが、今スクリーンで映っていた回。怪人ギボタイコの話なんです。僕もお父さんが離婚していないので、この回の魔法少女ちゃんの頑張りにはすごく感動しました」


 た、確かに、この回は神回と言われて久しいからな。


「その感動がいつしか魔法少女ちゃんへの恋心へと変わり・・・。って、恥ずかしいけど、まあそんな流れなんです」


 分かる・・・分かるぞ。俺だってそうだ。確かに見た目が可愛いのは分かり切ってるけど、それに加えて作中で本当にがむしゃらに頑張る彼女を見て好きになったんだ。


 その好きだって気持ちには何の邪な気持ちもない。あの水原さんを思う気持ちと全く遜色ない、寧ろさらに洗練された美しい気持ちで彼女を見ていたはずだ。


「でも、お母さんにはやっぱり理解してもらえませんでした。妹が見るのは許されるのに、なんで僕はダメなんですか?アニメに恋したらいけないんですか?勉強だってちゃんとします。寧ろ、勉強が頑張れるのも魔法少女ちゃんのおかげなんです。それなのになんでわかってくれないんでしょうか!」


 お、おい。大分熱を帯びてきたな。気持ちは分かるけどよ・・・。


「・・・真彦君。少し落ち着きなさい。気持ちは痛いほどわかりますが」


「・・・すみません同志、熱くなりすぎちゃいました。とにかく、僕が真面目に魔法少女ちゃんに恋をしていることはご理解いただけたと思います。それで何で先生がこちら側の人間だと分かったかというと、それは妹の話を聞いたからです」


「い、妹ってあの可愛い・・・」


「あ、先生もそういう一面もあるんですね。確かに僕の妹は世間的には可愛いって言われてます。お母さんと三人で街で買い物してた時に、どこかの子役事務所からスカウトの話が来たくらいですから」


 マジか!?でも、無理はないよなぁ、あれだけ可愛ければ。大人になったら水原さんを脅かす存在に普通になり得る逸材だし・・・。


「僕には勿論兄妹ってこともありますけど、アニメにしか恋愛対象を見いだせないので、妹の事をそんな目で見たことは一度もありません。・・・つまり先生は、二刀流?」


「ち、ちがわい!」


 ・・・図星でございます・・・。


「・・・話を戻しますけど、妹がこの間先生があの学校の傍の商店で魔法少女ちゃんのガチャガチャを手に持っていたのを見たというんです。その人の特徴を聞いたら、外見や二人組だったという事を踏まえて、僕がこの間会った人たちなんじゃないかと思ったんです」


「ほ、ほう・・・」


「それで、さっき会った時に僕を正しき道へ導く者だって言われましたし、ああ、この人は僕の新しい家庭教師で、同時にお母さんから生活指導を頼まれた人なんだって分かったんです」


「せ、生活指導・・・?」


「はい、僕のアニメ好きにはお母さんも前々から嫌気がさしていて、これまで何回も怒られていました。それでも僕はこっそりとは見ていてちっとも言うことを聞いていなかったんです。この倶楽部に夜な夜な通ってもいましたし。そして、どうやらそのことをお母さんも薄々気づいていたみたいで、近々、僕の生活指導を兼ねた新しい家庭教師の先生を雇うつもりだって話していたんです。本来ならそういった役目は父親に当たるんでしょうか、さっきも言いましたが僕にはお父さんはいませんので」


「な、なるほど」


「それで、あなた達が僕の家庭教師兼生活指導員だって分かったんです。僕が親戚の家に行っていたという嘘にも怪しまれていましたし、これは僕の秘密の花園倶楽部の所在がバレるのも時間の問題だなって」


「な、なるほどな。それで警戒していたけど、まあ俺が魔法少女ちゃんのガチャガチャを持っていたのを妹が見たって話を聞いて、もしかして仲間に引き込めないかと考えたってことか」


「はい。後のお二人は知りませんが、少なくともあなたなら分かってくれるんじゃないかと。そして、この倶楽部の良さを知ってもらって、どうか僕の生活指導の座から降りてもらいたいと思ったんです」


「・・・なるほどな。これでようやくわかったよ」


「ありがとうございます。・・・それで先生、率直に伺います。僕の家庭教師を降りていただけますか?僕から大好きなものを奪わないでください・・・」


 う・・・。ドストレートのに聞いてくるなこいつ・・・。奪うも奪わないも、そもそも俺はお前の家庭教師でも生活指導員でもないってのに。


 でもまあ、それを抜きにしてもこいつの不憫さは痛いほど伝わったな。


 それになんだか俺も自分が馬鹿らしくなってきちまった。今まで片意地でも張ってたのか、二次元との決別を無理に押し進めようとしていたような気がしてきたよ。


 そりゃ水原さんの為だったとはいえ、やっぱり無理に好きなものを封じ込めてまで頑張る必要なんてないよな。きっといつの日か、こんな俺でも認めてくれる人が現れるかもしれないしよ・・・。


「・・・よし!止めだ止め!!」


「え!?先生、それは本当ですか?」


「え?ああいや、今のはそのことを止めるって意味じゃなくて・・・。って、もうどうでもいいな。分かったよ。お前のそれも止めだ・・・」


「あ、ありがとうございます!!」


 ・・・そう、もう止めにしよう。自分を否定するのは止めにしよう。これだけ長く付き合ってきた二次元だ。意地を張らずにこれからも好きでい続けよう。きっとその方が健康にいいに決まってる・・・。


「・・・素晴らしいご判断でした先生。真彦君もあなたをここにお招きした甲斐があったというものです。私からもお礼を言わせていただきたい・・・」


「あ、ええと金森さんでしたっけ?いや、礼には及ばないですよ。俺も返って助かりました。自分を見つめ直せるいい機会だったし」


「そうでしたか。やはり先生もご自身の立場との狭間で苦しまれていたのですね。でも、こうして先生も救われることが出来た。今宵は実に実のある会でした。これもひとえに彼女、魔法少女ちゃんのおかげやもしれませんね」


 お?お?座っている取り巻きのガキどもが一斉に拍手しやがった。ま、まあ、ちと不気味なのは相変わらずだけど、悪い気はしないな。


「さあ、先生。いや、もう先生とお呼びするのはおかしいですかね。あなたお名前は?」


「え?斉藤だけど・・・」


「斉藤さんですね。さあ、斉藤さん、折角今日はお越しいただいたんです。今宵はこれからこれを見ようと思うのですがお付き合いしていただけますか?」


 ん・・・?あ!?それは魔法少女ちゃんの記念すべき第一回劇場版作品!!神作画の連続でクオリティーヤバしの名作だ。当時、死ぬほど映画館に行きたかったけど、流石に回り家族連れの女児たちの中で見るのは地獄絵図しか想像できなかったから泣く泣く断念したんだっけ・・・。


「も、もちろん!!よろこんで!!」


「やはりそうですよね・・・。さあ、皆さん!今宵のメインディッシュです。魔法少女ちゃんの活躍、しかと見届けましょう!」


 こりゃこいつらと同じで拍手必至だな。よし、俺も体育座りするか・・・。


 ・・・あれ??なんか俺大事な事を忘れているような・・・。そもそも俺は何であのガキに会いに来たんだっけ・・・?


 ・・・まあいいか。これを見終わってから考えるか。これを見終わったらもうだいぶ夜も更ける。この金森って奴に頼んで今日は一晩泊まらせてもらおうかな。今はこいつらと夜な夜なアニメについて語り合いたい。蘇った今の俺は滅茶苦茶活き活きしているぞ。


 細かいことは明日考えればいいんだ・・・。うん、そうだよ、そうしよう・・・。

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