保編 茉穂
名前を仮に<
今回はさらに時間を遡って、
もうすでに十五年ほど前になるが、
とは言え、
それでも、たまには他の群れの子供達と遊ぶこともあったんだ。
そんな子供達の中に、
だから余計に、
が、
で、一通り遊んだら毛繕いするんだが、
そこはせめて
人間の場合は言葉で、
『
と言ってやれるにしても、パパニアンではそれも通じず。
うむ。ここまで触れた限りだと、
『お兄ちゃん! 私にもして!』
って感じで迫ったからだしな。
う~む……
いや、
ただ、お兄ちゃんが好きすぎて、
しかも、
それでも、
なのに、大きくなるにつれ遊ぶ回数がさらに減り、それこそ勝手に縄張りに入ってくると衝突になるような年齢になってしまうと、一緒には遊ばなくなっていったんだよな。
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