保編 ちょっとした変化
などということがあったんだが、これまでは触れてこなかった。
正直、この程度のことはここでは日常的に起こってるからな。
もし
この対応について『薄情だ!』と言うなら言ってもらっていいが、俺の家族でもない赤の他人のそういう感覚を尊重しなきゃならない理由は俺にはないわけで。
まあ、俺の方からは別に面と向かってケチ付けることはないよ。
ただ、自分の家族に振り向いてもらえない、大切にしてもらえない鬱憤を俺にぶつけられてもなあ。そういうのは自分の家族相手にやってくれ。としか思わないかな。
でも、俺がもしそんなことを家族に対してやってたら、いや、他人に対してもだが、そういう人間だったら今の幸せはなかったとすごく思う。
新暦〇〇三十一年三月二十四日。
とかなんとか、いつも通りに脱線しつつ、ドローンのカメラに捉えられる、無事に回復した
で、あの後どうなったかと言えば、メイフェアが救命処置をしていたところに<余所者の雄>が、
こう書くといかにも
しかし野生ではその『たまたま』が生死を分けたりするから、これを軽んじるわけにもいかないけどな。
あと、この時の<余所者の雄>については『殺しておくべきだ!』とかいう意見もあるかもしれないが、これによってまた他の群れが挑まれてそれでボスが交代することになったとしても、それで負けるようなボスだったらどのみち長くは続かなかっただろうし、そういうものなんじゃないかな。
だいたい、あの余所者の雄がここまで生きていられたってことは、殺すことが前提じゃないんだよ。こうやって経験を積んでさらに強くなっていずれは、っていうこと自体が摂理なんだろうし。
その一方で、こういう雄に対しては
これもまあ、あくまでただの<方法論>であってどっちが正しいっていうことじゃないと思う。
結果として無事に撃退できたし。
しかも、今回のことで、
それまで
「……?」
もっとも、それまでは自分にべったりだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます