來編 引き際
先にも言ったとおり、
その一方で、
まあ、
しかしその中でもさらに最悪だったのは間違いないと思う。
「ゴォオオオオアアアアッッ!!」
なおも引き下がらない
『貴様ら! 皆殺しにしてやる!!』
と言わんばかりに。
まあ実際、そのくらいの感じだったんだろう。
なにしろ、そのまままた手近にいた
「おるあ!! さっさと逃げないと本当に全滅させられるぞおっっ!!」
モニカとハートマン、グレイ、ドーベルマンMPMらの援護も受けつつ、
いやはや、こちらも我が娘ながらとんでもない。
加えて、モニカ、ハートマン、グレイ、ドーベルマンMPMらの、絶好の性能試験にもなった。激しく動き回る
モニカ達についてはあくまで狙ったとおりの性能が発揮されてることを確認できただけとも言えるが、ドーベルマンMPMの方も、細かい部分のブラッシュアップが非常に効いているらしく、射撃の精度が格段に上がっていた。
これは嬉しい誤算である。
射撃の精度が上がっているということは、普段の細かい動きの精度も上がっているということでもあるので、すごくいい。
ちなみに、アリゼやドラゼも実はモニカやハートマンと差はない。あくまで今回以上に難しい状態だっただけだ。
などと、喜んでばかりもいられないか。こちらが強いということは、
まったく。早々に諦めて引き下がってもらいたいものだが、向こうも興奮のあまり我を失くしてる状態なのか。
しかし、引き際をわきまえないと損害は増えるばかりだぞ。
しかも
返り血で血塗れの状態でなおも大立ち回りを繰り広げる。
闘争本能に、滅茶苦茶、火が点いてしまった感じか。
とは言え、ここまでの状態だと、止める手段もない。
まあ、こちらにはモニカ達がいるから、
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