無力

テレビで活躍する

同じ歳の人を見るとさ

僕は何もできないと感じるんだ


1人で生きてく

なんてつもりはないけど

誰かを頼ることは

とても苦手だ


天は二物を与えないなんて

そんなことは実際はなくて

与えられた人がいつも

与えれてないものも

掴みとっていく


何か自分の存在を残したくて

空に手を伸ばして

電子の海に迷う

残されたものはいつも

どこかに沈んでいき

いつか見えなくなるだろう


人の人生は物語

そんなのは幻想なんだ


僕はまだ電子の海を彷徨いたいんだ

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