出会えたから

子犬みたいに元気な姿で

いつも僕の後について歩いてきた


自分が本当は何かを

失うことを恐れていると気づかずに

笑っていた小さな子ども見かけて

君のこと思い出す


僕は君に出会って弱くなったのかな

一緒に歩いていた僕は君が刃に向かっても何もできなかった


いつまでも君を笑顔にできないけれど

今この瞬間は僕が笑わせてあげる。


そしていつか君が僕を見つけたとしても

何も言わないで


雨が降り続けて暗くなった心を

いつの日かきっと明るい白の光で

虹を輝かせる


君のために

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る