冬の朝に

冬の朝に

君は家を飛び出て

行く当てもなく

公園の下で

時間を潰していた


それを見た人たちは奇妙な人だと

嘲笑うかもしれない

変人だと感じ笑うかもしれない

けれど自分のことを

なにも知らない人だから

知らない振りでしてもいいよ


何を気にするの?

これ以上君が傷つく必要はない

冬に咲く椿は

なにも気にせず強く強く生きている

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