第5話 依頼主のところへ

俺は徒歩で村の末端にあるみすぼらしい小屋に到着した。


「おはようございます! 」


俺は相手に聴きやすいようにハキハキとして大きな声で挨拶をして、玄関からお邪魔した。

挨拶は人間として当然の行為だ。


「お…おは…ようござい…ます」


木造の家に入るとそこには怯えたおじさんが座っていた。


「大丈夫ですか? お怪我はありませんでしたか? 」


「ああ、大丈夫だ… 」


ひどく怯えていて立てそうにないほどに震え上がっている。

俺は椅子借りていいかおじいさんに聞くと了承してくれた。


「どうされましたか? 」


俺は丁寧にその怯えたおじさんに話を伺う。


「娘がさらわれて…」


「どこにさらわれたんですか?」


俺が言ったあと瞬間におじいさんはガクガクと膝を震えさせながら俺に泣きついた。


「北西にある森林に連れ去られて… 神父様、どうか…どうか娘を…」


「わかりました、すぐに向かいます 」


と言って椅子から立ち上がってすぐ北西にある森へ向かった。

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魔女狩り専門の祓魔師 聖腕の祓魔師のお話 縁の下 ワタル @wataru56

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