第4話 招集

俺は玄関の近くにある郵便箱をに向かう。

郵便箱に入っていた手紙を手にして、


「んで、お前なんで待ってたんだ? 」


「なんでって…招集ですよ! 」


「ああ…あったな」


招集ーーどうやら上もそろそろ本格的に悪魔真教を潰す気なったらしい。

たぶん、作戦やら何やらが伝えられてくると思う。


「つーことは全員来るのか? 」


「はい、 希望さん、信仰さん、不屈さんも来ますよ」


シャルルは嬉しそうに言う。

多分会うのが嬉しいだろ。

こいつ、よく可愛がられてたし。


「あれ? ルイ先輩はどうしてそんな顔してるんですか? 」


「どうしたもこうしたもあるかよ…」


俺はぐったりする。

俺は信仰と希望が苦手だ。

別に嫌いとは言わないけども、すごいと尊敬しているけれども、苦手だ。

だって会った途端に説教してくんだもん。

希望さんは会った途端に怖い顔つきで「あなたは不真面目です」と長時間怒られ、信仰にも会った途端に「あなたには信仰が足りません」と正座させれて長時間説教される。


「疲れるんだよ、ほんと」


「いい人たちですよ、あの人たちは」


「お前はそーだろよ」


人間平等であっても、人によって対応は違うんだよ。


「それじゃあ依頼こなしてくるからよ」


「招集はどうするんですか? 」


「大丈夫だすぐ終わる、ささっと終わらせるからよ 」


「はい! それじゃあ私は待ってますね!」


「了解、それじゃあまたな」


俺は適当に手を振って、依頼主のところへ歩いていった。

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