週休一日
今の仕事は、運転手にしては珍しく週休二日の勤務だ。
土日が休みなので、身体も休まるし、いろいろと用事もできる。
先週の週末は、仲の良い同じような仕事をしている相棒が休みということで、その代わりなどをやってくれと言われたので週休二日にはならず、月曜日から土曜日まで働いた。
これが普通なのだが、いかんせん週休二日に慣れてしまっているせいか、かなり身体が疲れた。平日夜の寝る前にギターやらトランペットなどの楽器を練習して、睡眠時間を極限まで削ってしまったせいもあるかもしれない。
それなのに昨日の日曜日は明るくなると起き出し、ガソリンスタンドの燃料が週明けから更に高くなるというので、道路の空いている日曜日の朝を狙って、給油に出かけた。
天気が良かったのだけれど、何だか一日中疲れが取れず、先日買ったスタッドレスタイヤの組換えなど、全くもってやる気にはなれなかった。やはり、このような気合いを入れなければ出来ない仕事は、週休二日の土曜日にやるとリズム良く過ごすことができる。
早めに夕食を取ると、パソコンを見ることもできずに沈没であった。
本来の運転手はこんな感じだし、このご時世、苦しい中で頑張っている方々は皆同じだと思う。週休二日なんていうのは、状況が許される、ごく一部の恵まれた環境の方が享受しているに過ぎないと強く思う。
サービス業や接客業をはじめとして、週休二日ではない労働形態の人や、夜中に働いている人は沢山いる。どちらが大変か、どちらが給料が高いか、と考えると、やはり不公平感は否めない。
こんな事を言わないように、自分で仕事をしてはみたものの、私の場合は上手く行かなかった。
何とか掴むことのできたこの状況を上手く使って、人並みの老後が送れるように、いろいろと取り組んでみようと思っている、と、いつも同じような結論になってしまう今日この頃なのである。
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