187話 前哨戦っ!激闘っ!第3万次シュバルツバルド平原戦争 7

 アースティア暦1000年・6月20日・午前10時15分頃・ユーラシナ大陸・ユールッハ地方・ユールッハ地方中央部・リユッセル北欧同盟勢力圏・コーランド王国南部・リユッセル北欧同盟及びローラーナ帝国との激突戦線・ユールッハ地方中央戦線・シュバルツバルド平原にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 魔導力集束砲を持った魔導戦艦は全部で30隻が終結し、リリィの居る場所へと前進して行く。



 観測員として使われて居る人員は数名の竜騎士である。


 その竜騎士が、戦場では嫌でも目立つリリィの獅子奮迅の戦いぶりと逐一、撃ち放たれる聖剣エクスカリバーが光の閃光を見付ける。


「報告しますっ!!前方8キロ地点に、聖騎士王リリィを確認して御座いますっ!!」


「我が艦隊、射線上の味方は?」


「はっ!!撃ち放つまでには、退避が出きるかと・・・・・・・」


 魔導力集束砲の射線上の安全とされている地上での頭上通過地点は、大体約900メートル付近である。


 其処から内側に入りながら全力で後退し続け、出きるだけ遠くの場所で退避場所へと逃げて行く。


 そして、爆風が来るまでに魔導士と魔導盾を持った物が魔導盾と合わせて魔導障壁を展開すれば、取り敢えずは最低限度の安全を確保が可能とされて居た。

 

「時間だっ!!各艦っ!!魔導力集束砲・・・・・・撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」


「了解っ!!各艦っ!!魔導力集束砲・・・・・・撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」




 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!





「効かないっ。」


 リリィは全ての光線を聖剣エクスカリバーで相殺させ打ち消してしまう。



ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!




ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



「くそっ!!化け物めがっ!!」


「まだまだっ!第二射だっ!」


「司令官殿っ!!魔導力集束砲のチャージには、約5分は掛かりますっ!!」



「分かって居るっ!!!その間は主砲と副砲で繋げっ!!!早くっ!!!」


「はっ!!各艦っ!!!主砲っ!!!副砲っ!!!うちーかーたよーいっ!!!」


「撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーっ!!!!」



ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


「ヤっ!!ホッと!!テイっとっ!!!」


 リリィは軽やかに、義経の壇ノ浦の戦いでの八艘飛びの如く砲弾を避けたり、砲弾を切り伏せたりして全部の砲弾を避けて見せた。




 


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



「・・・・・・・ううっ、もうっ!!ホンとしつこいっ!!」


「ええいっ!!!まだかっ!!まだ撃てんのかっ!?」


「お待たせしました、司令官殿。魔力チャージ完了ですっ!!!」



「成らば、直ぐに撃ち放てっ!!!」



「了解っ!!各艦っ!!魔導力集束砲・・・・・・撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!!!」




キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



「ちいっ?って・・・・アレ?」



 リリィが魔導力集束砲を再び防御しようと剣を振ろうとする時であった。


 其処には、何処から現れやって来たのかは判らないが、何時の間にか何者かが現れる。





ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!




ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



「くそっ!!外したか?」


「はい。第二射の一部は何処かへと流れて行った様子。」


「次射を急がせろっ!!!」


「再び、主砲と副砲で繋げっ!!!」


「ははっ!!」



「各艦っ!!!主砲っ!!!副砲っ!!!うちーかーたよーいっ!!!」


「撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーっ!!!!」


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!




「ヤっ!!ホッと!!テイっとっ!!!」


 再びリリィは軽やかに、砲弾を避けたり、砲弾を切り伏せたりして全部の砲弾を避けて見せた。


「お待たせしました、司令官殿。魔力の再チャージ完了ですっ!!!」



「成らば、直ぐに撃ち放てっ!!!」



「了解っ!!各艦っ!!魔導力集束砲・・・・・・撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!!!」





キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!



 キュイイイイイィィィィィーーーーーンンッ!!・・・・・・・バッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!


「くっ!!不味いっ!!!」と言ってリリィは、エクスカリバーで魔導力集束砲を受けようと剣を構え、斬撃防御の態勢を取ったが、少しだけタイミングの合わせが間に合わなかったらしく、今度はリリィの居た辺り周辺に直撃した様だった。



「やったかっ!?」



「フハハハハハっ!!どうだ小娘めがっ!!!これが偉大なるローラーナ帝国の力だっ!!!」



 ローラーナ帝国軍人の皆さん。


 やたっか?とフハハハハハっ!!どうだっ!これが〇〇の力だっ!と言う台詞は、敗北確定と言う鉄板フラグが立つので、絶対に戦場では禁句用語ですよ。


 其処がどの様な世界で在ろうとも、その手の台詞を言った雑魚キャラは非業の最後を遂げるのがお決まりですからね。



「???」


「何だと?」


「司令官殿っ!!!将軍閣下殿っ!!!不味いですっ!あっ、あれは赤竜帝と黒竜帝ですっ!!!」


「あはははは・・・・・・」


「そっ、そっ、そっ、その様だな。如何やら我々は、何かをやらかしてしまった様だ・・・・・・・・・」 


 ローラーナ帝国軍の空挺魔導戦艦隊と陸上魔導戦艦隊の前に、このアースティア世界に措いて謳われし竜人族の一角に名を連ねて居る者達で、赤竜帝と黒竜帝と呼ばれる竜人族の二人が現れる。


 リリィの前でドラグシールドを展開して助けたと言うより、別の目的で現れた様である。

 



 其処にはファイヤーランド亜大陸と言う亜大陸が在って、其処には赤竜人族と言う竜人族が住んで居る


 その地域を治めて居る赤竜人族の別名をレッドファイヤーズドランゴン族と言う。




 ローラーナ帝国軍は、レッドファイヤーズドランゴン族と言う赤竜人族の住まうファイヤーランド亜大陸に対して、この大戦争で何かをやらかしてしまったらしい。



 ファイヤーランド亜大陸とは、ニュージーランドと位の大きさの在る小大陸で、ユールッハ地方で最も北側に位置して居るスカジナビア半島の二大国家で知られているスカジナビア王国とホムル王国の南の海であるバリバルト海に浮かんで居る地域の事を指して居る。



「だ~れ~じ~ゃ?妾の庭に悪さをする戯け者は?」


「ぐすん・・・・折角の月面酒が、全部台無しに成っちゃった・・・・・・・」



 赤竜人族の長であるバァーネデリア・レッドグリアこと、バーネッドは烈火の如くキレた目付きで、眼下の両軍を睨んだ。



 その横では、シュンとして居る表情とガッカリとした表情を合わせた顔付きで、静かに怒って居る黒竜が飛んで居た。


 この二人が現れたのは、ローラーナ帝国軍の魔導力集束砲を持った陸空の魔導戦艦隊から撃ち放たれた光線は、2門ほど魔力暴発して数百キロ先のファイヤーランド亜大陸のバーネッドが暮らしている郷の宴会場にぶち当たったらしい。



 竜人族である二人と同胞達らは、種族的に頑丈な肉体を持って居るお陰で怪我一つ負って居ないが、大事な酒と料理を台無しにされてしまって事で、カンカンに怒って居た。


 高出力で不安定な魔力兵器と言うのは、偶にこの様な事が有り得るので、何処の軍でも、使用する際には、十分に注意をして居るのだが、今回は運が悪かったらしい。

 



 黒竜の正体は、クローディア・ルナルノワールと言う黒竜人族の長で、同胞と諸外国中では、クロと言う愛称で呼ばれて居る者である。


 普段は月面や宇宙に浮かんでいるスペースコロニーで、同胞達とひっそりとのんびりとした引き籠り生活を送って居るが、今回は友人の家に遊びに来ていた所に被害に遇ったしまったらしい




 二人は、それぞれの郷の名産の地酒を持ち寄って宴会をして居た。


 ファイヤーランド亜大陸では火竜酒と言う地酒が名産品で、唐辛子と胡椒を使ったお酒であり、飲めば火を噴ける程に辛いと言われる銘酒だ。


 もう一つクロが持ち寄って来たのは、月面酒と言う月に在る旧文明の月面都市にある魔導式農園で作った穀物と野菜で組み合わせて作ったお酒で、大変に濃くと甘さの有る上品な酒として知られて居る一品の名酒だった。


 クロは今年の酒の出来栄えが、大変に良かったので、バーネッドの下へと持ち寄って来たのだった。


 この二人はお酒と料理が対好きな仲で在り、毎年酒と料理を交換し合って飲み会をするが何よりの楽しみだった二人。


 一方のバーネッドの方も今年の火竜酒の出来が人一倍に出来上がりが良かったので、クロが来るまで一番に良い酒を取って置いたのだった。 


 そして、宴会の日の当日、互いの酒を持ち寄って1年振りのどんちゃん騒ぎをして居た所に魔導熱線と言う冷えて居ない冷や水を浴びさせられ、大変に機嫌を損ねてしまった。


 同然ながらお酒は台無し、互いに持ち寄った摘みの料理も吹き飛んでしまった。


 両部族は「何所の誰だっ!!折角の宴会と酒を台無しにしたのは」と、光線が撃ち放たれやって来た方角へと一族総出で進んで行くと、人間達の大戦争が原因だと知る。


 普段は人間を始めとする人族達の戦争の事なんぞ、我らはには知った事ではないとして居る彼女達も、自分達が被害者と成れば、黙って居る筈が無いのも当然だろう。


 況してや竜人族に取って酒盛りは、人生で一番の楽しみとして居た最大の娯楽だ。


 それを邪魔するのならば、天罰に等しい怒りの刑罰が下るだろうと言われている。


「お前たちか?」と最初に睨み付けられながら聞かれたのは、リユッセル北欧同盟の軍勢である。



 すると一斉に雁首を揃えて横に振り、ローラーナ帝国軍に向かって、指さすリユッセル北欧同盟の将兵達。



 当然である。


 彼らも自分達の命が惜しいからだ。



「あはは・・・・・・」


「ですよね~・・・・・」


 双眼鏡を覗いてリユッセル北欧同盟の将兵達が指さすのを見ていたローラーナ帝国軍の艦隊の司令官や将軍、それに参謀達に将兵達一同は、お約束ごとのセリフを溢して居た。


「・・・ってな事を言ってないでっ!!」



「逃げろおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっーーーーーーーーーーーー!!!」



「うわあああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!」



「逃がすかっ!!!愚か者共っ!!!」


「天罰っ!!!」


 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



  キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!




  キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!








 二人は赤炎と黒炎とも呼ばれる独特な色をしたドラグバスターをそれぞれの同胞らと共に、ローラーナ帝国軍に向けて撃ち放たれた。



ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!


ズドーンッ!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーンッ!!



 奇しくもローラーナ帝国軍の侵攻は、思わぬ失敗で幕を閉じる事と成ったのである。


 赤竜帝と黒竜帝、バーネッドとクロの介入でと言うか、仕返しによっての大失敗で敗戦と成ってしまったのである。


 バーネッドとクロの両者は、一族総出を引き連れて、リユッセル北欧同盟領内に攻め込もうとして居た全てのローラーナ帝国軍の事を・・・・酒を台無しにしてしまった腹癒せと仕返しを兼ねて、徹底的に撃滅して行くのだった。



 当然ながらリユッセル北欧同盟軍も、それに合わせてローラーナ帝国軍を撲滅して行くのであった。



 こうして、両軍は軍を引き上げる事に成り、リユッセル北欧同盟諸国は日本で開催されるサミットに参加が可能と成る報せを出したのである。



 一方のローラーナ帝国側は甚大な被害となる敗戦が立て続けに起きてしまい。


 その立て直しに忙殺され、当面の間だけ軍事行動が不可能な事態と成ってしまうのである。

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