主要登場人物表 

 高見竜史(たかみりゅうじ) 年齢・18歳 愛称・竜史


 出身は群馬県東部地域の霧野織物が有名な霧野市で、兎に角何をしても普通かそれ以下で、将来は期待できないち悟っている高卒したばかりの18歳の青年。

 高校時代に社会勉強の一巻で人材派遣会社で自動車部品の検査仕事していた。


その時にバイトで貯めた金を使って親のお下がりの軽自動車を使って岐阜・滋賀、福井・新潟に卒業旅行に行っていた。


 順調に予定地域を回って福井県からフェリーを使って4月5日頃には最終観光地の新潟を回って家路に着く予定だった所で、事件に巻き込まれる。


 その後は、あれよあれよと言う間に、その場に居合わせたコヨミ皇国の紅葉皇女や異世界国家政府と日本政府に目を付けらて交援省の民間採用大臣に成ってしまう。

 原因はコヨミ皇国の第一皇女の紅葉の未来予知で見た未来が一番良かったと言う理由だった。そんな彼は、オタクで面倒な事と難しい事が嫌いな性分である。


 18歳にして己の人生観に既に悟りを見ており、将来の暮らしの心配はおろか、彼女作りや結婚などは既に諦めている。


 最低限に楽しく暮らし、そして年を取って死んでいくのが自分にできる精一杯だと考えていた。紅葉との出会いと彼の異世界での所業が自分の運命を180度ガラリと変えていき、やがて歴史書に残る人物と成って行く。




暦紅葉(こよみ・くれは) 年齢・19歳 愛称・紅葉


 コヨミ皇国第一皇女、彼女には上に兄が二人と下には、妹二人がいる。年齢は19歳、母親譲りの美貌と特異能力を持つ、皇国一美人と評判で剣術と武術は達人クラス。


 勉学は申し分ない才女。好機心が強く、新しいものや珍しいものが大好きで、常に諸国や国内を直に見て回るの物好きでもあり、皇都の城には殆んどいない放浪癖も持っていた。


 コヨミ皇族一族で一番の予知と読心能力が高く。能力全開の状態では並みの武術達人で決して敵わないほどの腕前。国技剣術の一つである北斗一刀流の免許皆伝であり天才。数百人の兵士でさえ倒してしまうほどのチート。


 でも彼女は滅多に力を使わない。めんどくさい。それに物凄く疲れると周囲に愚痴を溢している。あさくら号襲撃事件を切っ掛けに日本政府と接触、それ以後、対帝国との戦い措いて、故国と周辺国に絶大な影響力を与えていく。


 偶然出会った竜史の手に触れた瞬間、己と世界の運命を見出し、彼と自分の運命を親友らと共に突き進んでいく事になる。各地に付き合いがある王侯貴族の子女に多くの友人がいる。


 性格は明るく好奇心旺盛で、何でも自分でやりたがる性分のリーダー気質。気が少々強く負けん気が強く友達思いだが、恋愛沙汰では嫉妬深い性格であるのはコヨミ皇族女系一族の伝統的遺伝で、特に夫を文字通りに尻敷くのが伝統で有るらしい。


その姿はサラサラとして肩まで生え伸びて居るロングストレートヘアー、身長170センチの背丈、身体付きは引き締まった筋肉を有しながらも女性らしさを残しつつ、バストサイズは美乳クラスの90程度。

 温和そうな顔立ちだが、やや気の強い感じの眼つきをして居る。


 愛刀は代々星読みの巫女に受け継がれる事に成って居るコヨミ皇国の至宝たる一刀、紅星名月刀(あかほしめいげつとう)を所持して居る。 


 本作のメインヒロインの立ち位置に居るが、特別扱いはされずに、己が特別な力が在っても親友達ともにハッピーエンドへとゴールインすると言う未来予知からは逃れらず、当初は何とかして独占を出来る機会を伺っては居たが、どう足掻いても竜史がハーレム婚をすると言う運命は、諦めて居るが納得はして居ない。


 晩年の彼女は、自分に関わる人々の人生へのゴールインに関わる史実を星読み力で、知って居たのでは無いのか?と言う疑いが掛かって居るが、知って居た本人が墓場まで真実を持って行った事で、全ては謎のままと言われて居ると言うアースティア大戦最大の謎と成っしまって居る。




 リナ・ミーサガ・リンバース 年齢・19歳 愛称・リナ



 雷帝の魔導師と言う異名を持つダバード・ロード王国の出身の放浪魔術師。ユーラシナ大陸各地の悪党とローラーナ帝国やその同盟国から恐れられて居る。5歳年上の姉がいるが現在は行方不明。


 胸と同じで態度がデカイ性格と言われ、ドラグナー皇国のアイアン・ブラッド・プリンセスと戦場で出会ったら、戦神を呪え。


 雷光の魔術師に喧嘩を吹っ掛けたら、己の無能を悔やめ、アセリアの聖光の天使に罰を下されたなら自信の愚考を恥じれ。


 そして、この三人に鍛えられし最高の魔術師である雷帝の魔術師とであったらこの世の終わりと諦めろと呼ばれている。


 紅葉とは幼少期からの親友で、昔は前髪を垂らしていたチョットだけ口の悪い地味な女の子だった。ある時、姉が帝国に拉致された事を切っ掛けにリンバース家とその一族は、ダバード・ロード王国政府からの保護を名目に離散を余儀無くされた。


 リナは勉学に励み行く行くは学者志望だったが、その夢を諦めさせられ、ドラグリア白龍大帝国の元首にして姉達の師匠でも有るエリノア・ドラグリアに預けられる事と成る。


 自身の姉とかつての付き合いのある知人の姉達よりも最悪な強者であり、最強の魔術師として大陸中から恐れられている。ドラサダのリナとも言われている。無法で好き放題の暴れる龍族らでも彼女の雷撃魔法を前にして避けて逃げると噂されている。


 エリノア・ドラグリアの修行を受けると力だけでなく何故か肉体的にも成長してしまい巨乳持ち長身のスタイル抜群に成ってしまったある意味残念な美人さん。


 今現在の性格は、サバサバした感じの砕けたサッパリとした性格をしている。近隣国のアセリナ王国に住んでいるアセリナ族と言う自称天使を騙る翼人族のハンナとは、紅葉が切っ掛けと成って半ば強引に親友に成ってしまう。


 そんな人寂しく、ちょっとだけボッち気味だったハンナに懐かれてズルズルと10数年間の間、行動の殆んどを共にする腐れ縁。



 霧野市で異世界特別婚姻法を使用して竜史と結婚し、日本に定住して居ると共に、母国で受けた仕打ちから、特に理由が無ければ、母国には殆んど帰らなかったと言う。


 竜史との仲は、ひょんなことからリナの秘密を知られてしまった事に起因して居るが、その事は大戦後に身内の間だけしか知られて居ない内輪の恥ずかしい秘密と言われて居るらしく、告白はリナの方からした事は高見家の間では、ちょっとした驚くべき出来事の想い出話と言う形で語られて居る。


 享年105歳で死亡。竜史の妻の中で亜人族で無い中で、二番目に長生きをして居る人物。


 長生きする理由には、天命で死に逝く親友達を見送る中で、紅葉が孤立をさせたくないと言うと事と、何かを隠して居ると言う事を直感で悟って居たからと言われて居る。


 その為に75歳ごろから薬学に関する事も勉強し、それらに関連する免許も取得して居たと言うが、105歳で無念の天命を迎えて居る。




フライウイング


魔導士の素質が在れば、訓練次第で誰もが使える浮遊魔法のこと。その気に成ればジェット機と並走飛行も可能である。

 



ライトニング・アロー


雷属性の魔法の一つで、雷撃の矢を撃ち放つ魔法。応用次第では、手数が多く使え、殆んど無詠唱で使える攻撃魔法。応用の幅も多い初級の一つだが、魔導士の実力次第で威力が変化する。

サンダーアロー・フラッシャー


 複数の雷撃の矢を撃ち放つ。


ライトニング・スナイパーアロー


狙撃形式の雷撃の魔矢を撃ち放つ攻撃魔法。


ライトニング・グランド・クラッシヤー


 地面に向かって雷撃と爆撃を打ち込む事で、打ち込んだ方向に居る物を地割れに巻き込ませる魔法。


ライトニングボルト


 基本的な雷撃魔法で、雷撃の閃光を相手に撃ち放つ。応用に由っては、バッテリーの充電も可能。


サンダーボーオール


雷光の玉を投げつける魔法攻撃。単弾から連弾を撃ち出すなど、応用の幅も多い初級の一つだが、魔導士の実力次第で威力が変化する。爆撃魔法との合成魔法で威力大と成る。


超近接魔法ライトニングブレイカー



攻撃対象に直に触れて数百万ボルトを直に流し込む魔法である。


ライトニング・セイバー


光雷の大剣を形成して対象真っ二つにする魔法。



 サンダースレイブ

 リナが編み出した超戦略級の雷撃魔導光線魔法で、町一つ、要塞一つ、海軍艦隊や陸軍団すら一撃で消し炭にすると言う。



 ヨハンナ・リリロッカ・ヨシカーナ 年齢・18歳 愛称ハンナ


 アセリナ王国、聖天使騎士団の総騎士団長して居る人物、閃光の聖騎士マーヤ・リリロッカ・ヨシカーナの妹にして、アセリナ王国の国軍である聖天使騎士団に席を置いて居るが、軍人をしていない嘱託扱いの放浪娘。でも実家には時々帰っている。


 就職しないの?と聞かれると「我は世界を救うと言う使命がある」と言って決まった組織に就職していない。紅葉、リナらとは幼馴染。こどもの頃、彼女は世界を救った1人にして、翼人族の英雄である聖天騎士ヨハネ・ハーネストの伝記を読み捲くりそれに憧れている。


 実の姉とその親友をリナと同じく恐れている。戦場ではエクスプロン・ランサーを振り回し敵を串刺し、その槍先から放たれるエクスプロトンバスターと言う爆裂魔砲で敵を撲滅する。


 世間からは頭の可笑しな天使族の小娘と言われている中二病で、バカとにされ虚仮にされるキレる事があるが、本当は素直でとっても良い子。


 アセリナ族はノリと勢い任せに調子に乗って頭に乗ると手強いタイプの人たち、例えるならイタリアの戦車を扱う学園の人達みたいなノリで暴れる中二病な人達の翼人種族。



 ショートカットの藍色の髪の女の子した女の子で、彼女の性格は中二病の一言に尽きるが、威勢の良い事を言っているが、実は臆病でちょっとした事でもビクビクしてい色々とトラウマを抱えている。紅葉と出会わなければ引き篭もりのボッちだったかも知れない。


 うっかりな一面もあり、時より余計な一言とヘマをやらかすトラブルな子であるが、ここぞと言う時だけ、勇気を発揮して前に出られるとっても素直な良い子さん。


 皆が霧野市で異世界特別婚姻法を使用して竜史と結婚すると言うので、ハンナも同じく結婚して日本に定住して居る。


 後にアセリア連邦共和国と成った祖国のソーディアンと言う剣術スポーツのランサー部門選手と成り、日本と祖国で活躍するスポーツ選手として名を馳せた人物とも成ったのだった。




 アリスティア・レックス 18歳 愛称・アリス 



 ラクロアナ王国のロウデニィオン市を防衛しているロウデニィオン騎士団の騎士団長で少佐。アルガス公国のマケッンジー家から母の妹の嫁ぎ先のレックス家に養子に出された過去がある。


 アルガスには双子の騎士団長しているクリスティーナと言う姉が居て、紅葉とは10年来の親友である。

 北海道の地方都市を舞台にした、とある危ない雰囲気が漂う感じのファミレス漫画に出てくる引き篭もりな上に、不登校をしてるJKや中華系歴史美少女ゲームのとある地方領主並みに影が薄い。


 一緒に居ても何故かスルーされるくらいで、戦場でも敵兵に無視され、気がつけば、何故か首級を上げてしまうと言う始末。


  通称ステルスアリスと言われて居て、後にレーダーや赤外線、監視カメラなどの現代技術すら写り難いと判明し、彼女はその事実に落胆する。


 とても大人しく引っ込み思案な性格で、半泣きでオドオドとして居るが、時より頑固でハッキリと物言う性格で、とてもお姉ちゃん子で、姉と比べて自身のボデイスタイルが、余り良くない事をとても気にして居る女の子。


 稀にキレる時がとても怖く、その表情がとてもドス黒く毒を吐き、冷徹な目つきで、病んでる様に怖い時が有る。


 仲の良い友達は大抵ちゃん付けか君付けで呼んで居るので、竜史事はリュウ君と呼び、親友達はちゃん付けて呼んで居た。



 その特技としては、家庭的な事が得意である事から、その中でも家庭料理が、とても美味いらしいとの評判が親族・知人・友人関係在ると言う。




 アースティア大戦に措いては、その特異体質から紅葉達一行のアサシン戦や隠密戦法を得意とする戦場に措いて活躍し、最後まで戦い抜く事に成る。


 後に竜史に惚れ込み、ぞっこんだったことからシェスカ・紅葉・リナに遅れて結婚を申し込んで居る。


 それに遅れてクリスも周りに引きずられる形で竜史と結婚をするが、その関係は戦友以上の関係では在ったが、本人としては、後から竜史の事を理解し、気が合う事に気が付いてからは、満更でも無かった様である。



 在日本ラクロアナ王国大使館の駐在武官として勤務しつつ、ソーディアンと言う剣術スポーツ選手としても活躍し、姉クリスと同じく双子姉妹を出産。


 その人生の最後の晩年は、アリスと同年・同月・同日・同時刻に死亡。


 アリスは、死亡した当時の状況は、年のせいか体調を崩して居た為に、自室で療養中の最中に病死し、一方のクリスの当時の様子はと言うと、朝から元気に過ごして居り、慣れた手付きでサーベルの素振りを終えた後に、お茶を飲みながら自室の縁側に座って居たが、それから暫くして、夕食は如何するのかを聞きにやって来た娘(双子姉)が尋ねて来ると、庭先で倒れて居たのを発見。


 その姿は丸で安らかに眠って居るかの様に、亡くなって居た所を発見されたと言う。


 その死因は老衰だったとの事である。


 一方のアリスは、容態が急変し、その目の前で見舞いにやって来たアリスの娘(双子妹・嫁いで居る)が死に掛け居た母親を救急搬送し、その事を慌てて伯母であるクリスにも報せようとクリス邸へと駆け込むが、伯母であるクリスも、従姉妹で、姉妹にも当たるクリス娘(双子姉)居る目の前で、老衰が原因で死亡して居る事に絶句する事に成った。


 後の歴史家の間では、この双子姉妹の事をアースティア大戦を終わらせるべくして産まれた、運命の双子姉妹と言われて居ると言う。





クリスティーナ・マケッンジー 18歳 愛称クリス 


 ヘスティア遊撃騎士団の団長で少佐にして、アリスの双子の姉である。


 クリスはアリスと違い目立ってしまう体質の持ち主で、周囲の者達から自身に対して敵愾心がなければ普通に暮らせるらしい。


 常に好意的に振舞えて尚且つ人の役に立っていれば平和で居られる職業は限られて居た。


 其処で両親と同じ騎士に成っていれば人助けもできるて更に安全な後方勤務を望んだが、公王であるブレックスは体質を知って居るので、何かに付けてクリスを利用して面倒な前線に出る任務が多くなっていた。


 それはまるでネズミ捕りかゴキブリホイホイが如く敵を引き付けてられる。更に不幸まで引き寄せる始末で、常に「ああ、不幸だ」とか「ツイてない」と言っている。


 それ故に隠密作戦には向かず、劣り専門の任務や正面を切手の戦では必ず敵が正面に出てくるので、何時の間にかタフな肉体に成っていたりするのだった。後にとある無用と名のつくアニメの外伝編の主人公に習ってローレライクリスと言うあだ名を竜史からつけられる。


 性格はクールでとっつき難いが真面目で、色々めんどくさい性格。特に妹のアリスを溺愛していて、何かとアリス、アリスと言って可愛がる妹バカのシスコン。アリスとは違い友人と成ると呼び捨てか専用のあだ名が多い。


 剣術は紅葉よりちょっとだけ劣る程度くらいの腕前で、日々5・6千人程度指揮できる程度に軍務を真面目にこなし、訓練や座学に励んでいる。


 アリスと違って体力バカ的な性格でも有るので家事全般がダメだが、職務上稀に工兵紛いの仕事を請け負う機会が多いので工作的な事が得意に成って居たりする有る意味でお父さんな性格である。


 アースティア大戦に措いては、紅葉達一行の壁役として活躍し、最後まで戦い抜く事に成る。


 後に竜史とは妹のアリスが結婚を望んだ事と親友達も同じくと言う事で、周りに引きずられる形で竜史と結婚をするが、その関係は戦友以上の関係では在ったが、当の本人は、竜史の事に付いては、肉体関係を持てるほど仲で、なんやかんやで満更でも無かった様である。


 在日本アルガス公国大使館の駐在武官として勤務しつつ、ソーディアンと言う剣術スポーツ選手としても活躍し、妹アリスと同じく双子姉妹を出産。


 その人生の最後の晩年は、アリスと同年・同月・同日・同時刻に死亡。


 アリスは、死亡した当時の状況は、年のせいか体調を崩して居た為に、自室で療養中の最中に病死し、一方のクリスの当時の様子はと言うと、朝から元気に過ごして居り、慣れた手付きでサーベルの素振りを終えた後に、お茶を飲みながら自室の縁側に座って居たが、それから暫くして、夕食は如何するのかを聞きにやって来た娘(双子姉)が尋ねて来ると、庭先で倒れて居たのを発見。


 その姿は丸で安らかに眠って居るかの様に、亡くなって居た所を発見されたと言う。


 その死因に付いては、老衰だったとの事である。


 後の歴史家の間では、この双子姉妹の事をアースティア大戦を終わらせるべくして産まれた、運命の双子姉妹と言われて居ると言う。




 エリノア・ホワイト・ドラグリア 愛称・エリン 600歳 



 長引く戦争で帝位を譲れずに居るドラグリア白龍大帝国に住まう白竜人族たちの長にして、ドラグリア白龍大帝。


 その普段の姿とは、12,3歳の140センチくらいの背丈の低い幼女の姿をして居るが、自身の強力な力と性欲を抑える為である。


 真の姿は20代くらいの絶世の美女で、 170センチの背丈に、銀髪ロングヘア、プルンと揺れる豊満で豊かなバスト、白いドレスを見に纏って居た姿をして居る。


 自らも戦場に出続ける事を優先している為に婚期と性関係の話を聞くと恨めしい気持ちに成るので事を避けている。


本当は早く彼氏が欲しい、結婚したいとぼやいているらしい。諸外国からはロリババアと揶揄されている。


 性格は自由奔放で唯我独尊、何をやるのにも気まぐれで、興味をもったらまっしぐらな我侭であるが、年長者らしく目下の者達を気に掛ける面も有る。


見た目が若いのに年寄り染みた口調で話し、大酒飲みで美味い物にとても目がない。


 周囲を引っ掻き回すが、その事を周囲は悪い目では見られず、ついつい、許せてしまう魅力を秘めていた。


時より水戸の御老公の様に、お忍びで視察旅行に出て居るらしく。


視察先や秘密裏に戦地に赴くと一騒動を起すので臣下達の心労が重なるばかりである。



ドラグバスター


 ドラゴン形態の特に口から撃ち放たれる強力無比な魔導光線。その威力は全長が300メートルクラスの戦艦を一撃で沈める事が出来る。


ドラグシールド


あらゆる攻撃を防ぐ竜人族独自の防御魔法。





シェスカーナ・フローレイティア 年齢・20歳 愛称・シェスカ 



身分・オローシャ帝国・海軍中佐。家柄・フローレイティア侯爵家現当主。


乗艦・魔導戦艦ベィビィ・ウルフ 


船の隊旗は子供の銀狼。


家紋はベレー帽を被った銀狼に宇宙戦艦。



 紅葉とは幼少時代からの付き合い。ドS的な性格で軍艦の船上では部下と敵に対して容赦の無い命令を下す。


更に有る意味、整ったスタイルと冷たい目線を持ったクールな顔立ちで、正にドSの女王様の化身と言えるがとても面倒見が良い性格で紅葉達から見れば身近な年上の姉的な存在で纏め役。


 だが、内面は強がってるだげで、愛の告白とか、素で何かを伝えられると赤面してしまうほどの初心な一面もある。


押しに強く相手を押し切り、押し倒すのが信条であるが、逆に不意を衝かれて押し切られると弱い所もある。


 ドSとドMは表裏一体と言える。彼女はその弱さを隠す為に冷徹さを装うおっているのだ。戦場では無茶とも言えるやり方を命令で艦隊をしきしている。ある趣味の人達やその手の女性が好きな人達からはご褒美として捉えられていた。


 身長170センチ。スリーサイズは90・57・89で、簪を刺した銀髪ロングのポニーテール背の高い長身で、顔立ちは冷淡な雰囲気と気の強そうなクールな眼つきをして居る。


 スラリとした細身の身体は軍人として、良く鍛えられて居る様子が見られる。


 そして、女性としてのボデイスタイルもしっかりとして居て、筋肉が目立たない様にして鍛えられても居るのだ。


 後に竜史とは一番の恋仲に成った相手であり、何だか僕よりも彼氏みたいな彼女と言わしめたお嫁さんで、ベッドでの初めての相手と成った人物。


 その切っ掛けは、下仁田町の温泉旅館で、偶然にも裸を見せ合ってしまった事が切っ掛けと言って居る。


 竜史が紅葉よりも一生涯を掛けて一番に愛して居たと呼ばれる女性であり、事あるごとに、一番多くベッドを供にして居たの事である。


 それはお互いに貪り合う程に愛し合って居たらしく。 


 紅葉は、その事を一生外掛けて、羨む事に成り、己が竜史の二番煎じである事を許せず、竜史に構って欲しいと迫り続けしまった原因の一人にして、晩年の別れを惜しんだと恋のライバルだと言う人物でもある。


 死に際に「ああ、竜史・・・・」と言う言葉を残して逝った事は、高見一族の間では語り草の一つで有るとされ、そんなに二人は愛し合って居たのか?と、大いに泣かせるエピソードと成って居る。


高見総合商事株式会社


 高見総合商事株式会社とは?アースティア大戦の戦後に成って、フローレイティア輸送商船商会の商会長(社長)であるシェスカーナ・フローレイティアこと、シェスカが日本国に商船商会の基盤を築き上げ、夫である竜史と一緒に暮らすべく、フローレイティア輸送商船商会グループを日本方式商社会社として、一新した事が始まりと成って居る会社のこと。


 元々はシェスカが出来る限り、竜史と一緒に暮らしたいが、実家の商いも放り出す訳にもいかないので、紅葉も皇族年金暮らしで、贅沢な暮らしからは遠ざかりつつあった事もあり、何か小金を増やせる方法は無い物かと思って居た頃の事である。


 其処でシェスカは、クラウドファンディングで出資者を募り、日本国とオローシャ帝国を拠点とした、アースティア世界規模の船便会社をオープンする。


 それには紅葉も株主として出資し、その友人たちも少ないが資金を出資して居る。


 その船会社は、アースティア大戦で活躍したフローレイティア輸送商船商会だと言う事やアースティア大戦時代のコネクションも在って、これが大当たりとなり、数多くの輸送依頼が舞い込んで来るように成る。 


 その勢いに乗って、リナの魔導研究から生み出された発明品の製造・販売や日本国外の製造業関連会社の下請け企業の買収。


 それに加えて、戦後特需景気の勢いに乗る事にも成功し、莫大な富を得る事に成る。


 最終的に、外で製造業のサラリーマンをして居た竜史が、シェスカ達が養うからと言われ、半ば強引に会長職に収まり、気ままな日常生活を送る事に成った。


未来世界に措いて、高見家一族が経営する事に成る高見総合商事は、異世界特別婚姻法が施行され、それを利用した竜史と結婚したシェスカが、大戦後に会社を立ち上げた会社である。


 高見総合商事の本社が置かれたのも霧野市で、高見家が稼いだ莫大な法人税が日本国を更に富ませ、外交的に繋がり深い竜史と関わる女の子達との関係も在って、異質な家柄と成って行くのが、高見山に邸宅を構え、竜史を中興の祖とする後の高見家である。





フローレイティア輸送商船商会


フローレイティア輸送商船商会は、シェスカの実家が先祖代々経営して居る武装輸送船商会。


 12艦隊の武装輸送商船艦隊を保有するこの世界でも屈指の民間武装船商会で、現当主であるシェスカを筆頭にして、優秀な船乗りを有している。


 オローシャ帝国の東方の州で、フローレイティア家が管理統治をしているフローレイティア州を中心に商船活動をしている軍人貴族系の流れを組む商会である。



 その流れを辿って行くと、古の昔フローレイティア家は、宇宙船艦隊で大宇宙を飛び回る大商会だったと言う話が伝わって居た。


 今現在使っている魔導空挺艦の全ては、その艦隊の生き残りと言われている。



 そして、フローレイティア家の先祖は、宇宙武装郵送船団を率いていた家系にして代々高名な軍人を輩出した家柄である。


それはシェスカから遡って5代前の時代に途絶えた、本家筋のチャイルド家の遺産である1000年前の技術や資料をオローシャ帝国の東方の州であるフローレイティア州の自分の屋敷や地下要塞等の管理をして居る。 


 フローレイティア侯爵家が先祖代々管理をして居る所領地であるフローレイティア州は、元々フローレイティア家の祖先が、とある惑星に開拓して入植した土地で、1000年前の次元転移でアースティアに来てしまう。


幸いな事に同勢力であるアース世界連合国の軍や勢力圏の入植者達も転移してきた関係もあり、自分達の土地を守りきるのには十分であった。


 そんな武装輸送船商会たるフローレイティア輸送商船商会の代表を務めて居るのがシェスカなのである。







アルビィーヤ・サークラ・レアモン 年齢・18歳  愛称・アルビィ


 ドラグナー皇国第二皇女で紅葉の悪友。幼い頃に紅葉と喧嘩する形で出会った。出会った二人は直ぐにお互いを敵だと認識したらしい。


 頑固で融通が利かない負けず嫌いな性格で有るが、打ち解ければ気遣いの出きる子。母国が帝国に敗戦した事で紅葉をはじめとする親友達と敵対関係に有る事を公言はしていないが恥じている。帝国と決戦を誓った誓いを心ならずも破った事に付いては、何れ酬いが来ると考えている。


 母国の為に帝国軍の要請に従い紅葉と幾度も戦う事に成るが、後に日本を始めとする世界中の国々の国家が世界平和樹立の為に参加設立した調停組織である国際連邦。


 その旗の下で国際連邦軍が収集され、ドラグナー皇国へと攻め入る時に、悪友の紅葉と散々に斬り合い、頃合を見て王城内の自室へと逃走する。その一室で自害を決めていた所を寸での所で止められる形で思い止まる事になる。


 根はとっても優しく素直だが、決まりにはうるさいし、めんどくさい注意する言い方も悪いので誤解され易い性格でもある。


 姉であるヴァロニカの事を慕って居るが、同時にとても恐れている。特に特訓と言う可愛がりは彼女だけではなく親友達全員がトラウマと成るほどだった。


 


リリアルカーデ・アルタイル・アーサー・ペンドランゴン 


年齢・17歳 愛称・リリィ



 本名はリリアルカーデ・アルタイルで、アーサー・ペンドランゴンの名は、アルビオン王国の聖騎士王と成った人物が名乗る伝統的な名前らしい。愛称はリリィ。




身長は165センチ位で、スタイルは平均的。童顔の顔立ちで冷めた目付きの金髪の三つ編み団子の髪型をして居おり、スタイルは平均的。


 紅葉達の中では一番の年下にあたる幼馴染みで、両親は傭兵をしていた剣士の家系で、幼い時から各地をユーラシナ大陸の北部全地域を渡り歩いていた。


 紅葉との出会いは、幼い時の事である。両親たちがアルビオン王国に傭兵として雇われていた時の反帝国同盟会議ので、両親が護衛の仕事をしいる時、町中を出歩いている時に、紅葉の目に止まり連れ回される事と成ったのが切っ掛けである。


 その後、14歳の時に、アルビオン王国の地に伝わる王位を選ぶと言う伝説の聖なる聖剣であるエクスカリバーに選ばれ、聖騎士王と成ってしまう。



  普段から口数の少ない無口である口下手な性格をして居て、人との対話が物凄く苦手で、剣以外での話題の会話が続かない。



 しかし、剣を持たせて前線に立てば、その相手が龍で有ろうと魔導機兵であろと、戦艦であろと容赦無く切り伏せる。


特技は見えない斬撃を37連発、連撃の突きを24連発を繰り出すが、紅葉にだけは効かなかったらしい。


 何でも全部最初から読まれて居るから、勝負に成らないと言うのが理由らしい。


 アースティア大戦中に竜史に懐き、そのまま紅葉達等と供に高見家で余生を過ごす人物の一人と成る。


聖剣エクスカリバー 


聖剣エクスカリバーは、白銀に輝く刀身を持ち、普段は何処にでも有る様な普通の剣にしか見えないが、選ばれし者が扱うと光が輝き、どんな物でも受け止め切り裂くと言う。


 中でもライトカリバーブレイダーは、30キロ先の敵を光の閃光剣で一撃切り裂き吹き飛ばすと言う。


 聖剣エクスカリバーの鞘は、持ち主の傷を一瞬で癒し、どんな魔法や物理攻撃を防いでしまう効果を持っており、声高らかに叫んで呼び出せば、どの様な場所にでも現れるらしい。


 その選定基準は曖昧で、どんな人物が呼ばれ選ばれるのかは、何時も不明なのだが、アルビオン王国を守る為の心技体の強さを持って居るか、居ないか等々と言った心を持ち合わせて居る事を基本とし、性格をは加味されて居ないが悪人が選ばれる事も無い。



 選定された人物が、何らかの理由で不適合と判断されるまで、その傍らに有り続けて居るらしい。


その後のエクスカリバーは、リリィも紅葉達との交流の中で知り合った竜史に懐いた事で、アースティア大戦後にアルビオン王国の聖騎士王を退位を表明。


 周りが止めるのも聞かずに日本へと行ってしまう。


 この時にアルビオン王国の地に伝わる王位を選ぶと言う伝説の聖なる聖剣であるエクスカリバーも返却されたのだが、当のエクスカリバー本人は、絶対にリリィの側を離れないと頑なに成り、リリィの後を追って日本に言ってしまう。


 困り果てたアルビオン王国政府は、仕方なくエクスカリバーのレプリカを作って、アルビオン王国の儀礼式典の時に使う様に成った。


 未来では高見家本邸屋敷の南側向かいに在るアースティア大戦高見家英雄資料館に展示され、リリィの死後も主とその子孫達を守るんだと日本に居座り続けて居ると言う。


 そのエクスカリバーだが、強引に持ち帰ると必ず定位置に戻る頑固な聖剣として知られ、アースティア・レジェンドブックと言うギネスブックと似たような記録紙内に、忠義ある頑固な剣として登録されて居る事も付け加え置く。



ヴァロニカ・サークラ・レアモン。年齢・24歳 愛称・ヴァロニカ


武器・魔法剣シルヴァロス


必殺技・ヴァロスカリブレイカー



 ドラグナー皇国第一皇女。通り名はアイアン・ブラッド・プリンセス。血染めの鋼鉄姫将軍と呼ばれている。11歳の時で初陣を飾り、敵を真っ二つにし、身に着けていた白銀の鎧を真っ赤に血で染めて以来、幾つもの戦場で返り血を浴びた事が由来である。



 幼い頃からドラグリア白龍大帝国の大帝である。エリノア・ドラグリアに師事を受け人外的な強さを身に付けた女傑である。人類種で恐らく世界最強の部類に入る武人にして天下無双とは彼女の為にある言葉だろう。


 スタイルと容姿共に申し分が無いが、決定的な欠点が有る。それはクールで無表情の無愛想である事だろう。男っ気が全く無く、浮いた話はこれと言って無かった。基本的に何でもこなす無敵超人的な人だけが、自室には人には言えない趣味が有る。



それは部屋には実の妹である第二王女のアルビィーヤ・サークラ・レアモンが可愛くて仕方が無く。実の妹関連の自作グッズ作りや、妹のアルビィを模したオリジナルグッズを特注する始末である。


 普段の彼女は妹を想う余りに厳しく接していて、自分に出来る事は努力すれば他人(妹達にも)にも出きる筈だと言いきり、無茶な特訓させて鍛え様としていた。(そりゃ、無茶だよ。)強さのレベル順番に上げるなら彼女がこの3人組みの筆頭と言えるだろう。



現在24歳、10年前の14歳の時に自国が敗戦した事により帝国の属国となり、親友らとの交流が絶たれている。だが、帝国は彼女とそのレアモン王家の一族等を処断せず、そのまま戦力として扱き使われ続けている。



 ドラグナー皇国は敗戦したとは言え、一騎当千のヴァロニカと聖龍を扱う騎士団の実力を恐れてたからだと言われている。奇襲と大軍での大攻勢による中途半端な勝ち方も原因でも有るのだが・・・・・


 アースティア大戦後はドラグナー皇国の王位継承権を放棄し、祖国から妹達の嫁ぎ先である日本国・霧野市へと移住して居る。


 その理由は、王位継承権問題と度重なる祖国を騒乱に巻き込んだ事への自責の念が在り、祖国に留まるのは世間と自身の体裁が悪いからとして居る。


 因みに国籍は日本国籍を日本国・外務省と祖国の外務省を経由で、口利きして貰って移籍させて貰って居る。




レナ・ミーサガ・リンバース。年齢・24歳 愛称・レナ


 ダバード・ロード王国の王立総合技術研究所の研究員にして稀代の魔導師でもあり、魔導関連技術の技師でもある。かなりの戦闘系統魔法の使い手でもあり、閃光魔法と言う所謂、光線式の槍、魔導弾、魔導光線などの光の粒子の魔法応用した業と雷撃魔法を得意としている。

この両方を融合せた魔法である雷光の使い手てでもあり、雷光のレナの通り名でそこそこ知られていた。実力だけなら、リナは火力とパワーと魔力だけは高いが、手数と経験等を含めると姉であるレナが有る意味上であると言えよう。例えるなら技レナ、力のリナと言えば良いだろう。

 見た目はリナに似ているが、現在の背が170cmくらいでスタイルが有り余っているリナよりも低い背丈の164センチくらいで、リナと比べると少しばかり小柄な背格好であるが、彼女も十分に魅力的なスタイルである。


 と言うよりもリナがエリンに鍛えられた影響で育ち過ぎたスタイルを持った残念美人であった。違うと言えば、背丈の他に髪の長さはリナよりも短く、セミロングであると言う事だろう。


いつも落ち着いた雰囲気でニコニコした笑顔をしているが、戦闘モードとお仕置き、妹らに講師をしている時は雰囲気が一変する。細目の眼つきが悪魔に見えるとリナ言っていた。その形相は京都に伝わる魔を払う剣の使い手の姉妹の姉の様だと言えよう。そして、リナ達に取ってトラウマの象徴でも有るらしい。


 20歳の時に王国南部の鉄の都と王家の渓谷と言う伝説の地にて、古代遺跡を発見した。その調査員の1人に抜擢され、運悪く誘拐されてしまう。


 公式には行方不明とされているが、著名な魔導師な上に、下手を打つと帝国軍が施設ごと壊滅の憂き目に遭う為に、扱いに困った帝国は仕方なくレナと親交のあるドラグナー皇国のヴァロニカの元に預けられている。


 今現在もドラグナー皇国に幽閉されてるが、彼女は帝国の予算で好き放題の悠々自適な隠遁生活をしている。


 見張りのドラグナーの兵士や、幽閉所を監視している帝国の将校らは、その矛先が自分達に向けられるのを恐れている。彼女が本気を出して暴れられたら手が付けられないからである。


妹のリナの動向もある程度は独自のルートを通して把握しているが、「まぁ、なんとか成るわよね」と言って放置している。その気になれば脱獄等は容易であるので、見張りをしている皇国兵士と監視をしている帝国軍の将校らは、何時自分達が、彼女の報復の刃の切っ先が向いてくるのか気が気ではないらしい。



マーヤ・リリロッカ・ヨシカーナ。年齢・24歳 愛称・マーヤ


 現在はアセリナ王国の国家代表の地位にあり、聖天使騎士団の総騎士団長で、通称総長と呼ばれ、公式な場では総長閣下と呼ばれている。


 国家代表の選出方法は先ず、国家に奉仕している官僚から騎士団に所属している者達の間で、闘技場で予選を戦い抜き、勝ち残った上位12位の代表同士で闘技場での決闘が行われる。そこで一番に強い物だけが総長の地位に就けると言うわけだ。


 アセリナ王国は選挙制度が無いので(この世界は選挙制度と言う概念が殆ど無い)殆どが試験を受けて国家か地方自治体に入所し、下から這い上がるのが定番である。マーヤは、何となく腕試しで参加した国家代表選抜決闘大会で、実力ある猛者を打ち倒して22歳の若さで国家代表たる総長の座に付いてしまった。



彼らはアセリア族と言う亜人間種で、背に羽の生えた翼人族である。見た目は白い羽の生えた天使にも見える美しい姿をしている。人口の殆どが女性と言うこの世界でもありがちな特殊な部類の種族である。


 男性の同族が珍しく、殆どが人間の男性との婚姻で賄われているが、6対4の割合でアセリア族女性が生まれてしまうらしい。他のアセリア族同様に固有武器であるエクスプロン・ランサーと言う魔導槍を振り回し、エクスプロトンバスターと言う収束魔導砲ブチかます。


 閃光の聖騎士マーヤと呼ばれ、エクスプロトンバスター5発を撃ち放す事が出き、閃光魔法も使う。接近戦でも槍で敵を串刺しにしたり、光の魔法剣を数多撃ち放つ等のチート過ぎる強さを誇って居るが、うっかりミスをする性格から、うっかりマーヤと言ばれる不名誉なあだ名が世間から言われて居た。



ハンナは幼い時に山で無理やり、山篭りに付き合わされ、ハンナの目の前で、可笑しなセリフを言いつつ竜や熊を串刺しにしてしまう。それを見ていたハンナは大量の返り血を浴びて白目を向いたまま気絶をし、トラウマを抱えてしまうのであった。


 ハンナは自分の姉に告げ口を言うと言われたり、姉の武勇伝を聞かされると、「トラウマスイッチがオン」になり、ガタガタ、ブルブル、ガタガタ、ブルブルと震え上がりまるでカエルの宇宙忍者や裕福な幼女系お嬢様みたいに現実逃避をしてしまうのである。語尾になのだを付ける頭の可笑しな人。




レビアン・高見 見た目は8歳くらいの女の子だが、アースティア大戦当時は1歳時。通称・レビ


 レビアナ・サリバンが、アースティア大戦を終わらせる為に、竜史に力を授けるべく、強引に造った竜史との子供にしてセイントドラグリア族の子供。


 聖龍人として生まれ居るので、ドラグフュージョンによるヒト族との合身能力を有して居る。


 事を知った紅葉は、結婚前に浮気をされたと大層に怒ったが、別に良いじゃないと偉ぶるレビを一睨みをし、黙らせてしまう。


これが切っ掛けでレビは紅葉に逆らう事を本能的に止めたと言う。


 後に紅葉の養女と言う形に落ち着き、戸籍状では長女の扱いを受けて居り、紅葉の生涯に渡る猫可愛がりをされる姿は特に有名なエピソードとして知れられていく事に成ったと言う。



レビアナ・サリバン


 ドラグナー聖龍山脈に住まう聖なる龍種と謳われる通称名が聖龍と呼ばれるセイントドラゴン族から派生したセイントドラグリア族の最初の始祖にして、ドラグナー皇国の始祖ラインハルト・ドラグリアと結婚してヒト族とセイントドラグリア族との架け橋に成った人物。



 600年以上も昔は、諸国を放浪する旅人に扮して各地を放浪して居たが、ユールッハ地方を放浪中に、異界の邪神たる邪神カオス・ノワールが出現し、邪神によってアースティア世界は未曾有の大混乱に陥る。


 ローラーナ王国の若き騎士の青年であったギルバート・メリッシュとは、邪神戦争を供に戦い抜いた戦友であると・・・・・思って居るが、実は惚れられて居た事を邪神戦争が終わり、彼が寿命を迎えて死して400年が経った後まで知らなかった。


 真実を知ったレビアナは、アースティア大戦を終わらせようと、長い時を掛けて暗躍を開始する。

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