2020年1月

ツバメ

先日、標題のリリースイベントがありまして、大阪タワレコ開催のフリーライブに参加しました。くじ運が最強すぎてめちゃくちゃ目の前でご本人を拝見できました。サインもいただいて、わたしは時間を静止させ(?)、とても有意義なひとときでした。

そろそろネタバレオッケーかなということで、セトリです。


1. 花の行方

2. 月のうまれる夜

3. 氷の城

4. 羽はツバメ


各曲前に曲の解説がありましたので、掻い摘んで、記憶のかぎり書いときますね。

1. 大切な友人を亡くしてしまったとき、自分を慰めるためにつくったうた。本当は公開する予定はなかったけれど、裕香子ちゃん(井上氏)に推されて発表する経緯になったとのこと。


2. 同時発売のコンピアルバムAnother planetから。今年で10回目の弾き語りライブリトルピアノでリクエストコーナーがあるが、この曲を指名されたとき、こんな曲あったっけ?って。でも、聴いてみるとすごいいい曲だし、わたしの作詞作曲でした。


3. 暗い歌がつづきます。これも経緯を説明するのがいいのかわからないけれど、母のことを歌った曲。母ももういい歳でいつそうなるかはわからないけれど、生物ってそういうふうにできてるし、それを受け入れようという気持ちをかいたうた。


4. 暗い歌ばかり聴いてもらいましたが、さいごはちょっと明るい歌です。これも1曲目の方を思って書いたうた。生前はすごい明るい方で、今でもわたしのそばにいて心配しないで、大丈夫だよ、といっているとおもってかきました。



氷の城はとても深いうたです。

さらっと聴くとファンタジーなのですが、おそらく隣で眠る母を想いながら書いたのかなって思うと、すごい破壊力です。

個人的には、花の行方の不安定なメロディもとても好きです。いつもと同じ日常のはずだけれど、なにかを失った気持ちが曲によく現れています。


新居さんの曲はどれも素敵で、オススメの曲を選べないのですが、このアルバムは確実に推せる内容ですので、ぜひ。

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