USBメモリ
過去の宇宙に直接アクセスできるUSB(ユニバース・シリアル・バス)メモリを使って、研究機関に属する物理学者たちは研究データを集めるようになる。
大学院生マークは、USBメモリを民間でも利用するためベンチャーを立ち上げる。天気予報や占星術に利用されビジネスは成功する。さらに、USBメモリは、宇宙のエネルギーをとりこみパソコンやスマホに給電できるようになり、ビジネスは更に大きくなる。
太陽光以外の地球外エネルギーを取り込んだため、温暖化が加速。マークは地球を危機に陥れた悪者として、世界中から糾弾される。マークは、冷却に使われるペルチェ素子を、USBメモリに組み込み、地球の熱エネルギーを、宇宙に放出させる。
ベンチャービジネスに懲りたマークは、大学院に戻るが、宇宙のエントロピーが増加しており、宇宙研究はより困難になっていた。
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