◇2019.11.10◇(晴)◇
これは明日のわたしへの手紙。
11月も、もう3分の1が終わりだなんて早いね。
今年の後半にきて、色々いっぺんにあって、ヘタレてしまったりもしたけど。
何とか、それでもこうして此処にいる。
そのことに感謝だよ。
一人では乗り越えられなかった。
方法や形が違っても、支えてくれた人たち。
しみじみと噛み締める思い遣りと温もり。
困難の度合いは人それぞれで、その人にしかわからない。
それぞれの辛さや困難は比べられない。
誰もがみんな、心に何かを背負いながら生きているんだものね。
自分が、のたうち回っている時には、そのことしか見えないよ。
少なくとも、わたしはそう。
そして、その間は永遠の苦しみにすら思える。
こんな時は、できるだけボンヤリするとか、薄目でとか、そういうワザすら通用しない。
自分と困難の我慢比べだよねえ。本当に厄介だよ。
そして、追い詰められるほど視野は狭くなるし、心も身体もガチガチになるばかり。
意外に身体って無意識に力が入ってるんだねぇ。
整形のリハビリに行くようになって「力を抜いて」って言われる度に、わたしってこんなに常時、力入りまくりで日々を過ごしていたんだなぁって。
明日のわたし。
知っていたつもりでいたことを実はわかってなかったってこと結構あるもんだよね。
目からウロコがポロポロと……。
そして、知らなかったことがわかったり思いがけない方向から見ることで違う景色が見えた時、人生はまだまだ捨てたものじゃないなぁって思うんだよ。
気づくことに遅いってことは無いんじゃあるまいかってね。
さぁ、明日はまた初めての新しい一日。
明日のわたしも初めてのわたし。
山は簡単には越えられなくても、越えるための方法がわかったら、試してみることができる。
だから何度でも。
いい顔して笑って。
力をできるだけ抜いて
弱音だって吐きまくっちゃおうよ。
一緒に深呼吸していこうね。
大丈夫だからね。
新しい一日をまた始めていこうね。
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