大きなノッポの古ロボット

作者 テツみン

25

9人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!


 古い作業ロボットを疎ましく思っていた千尋は、ある日ロボットに助けられる。偶然かは分からないが、それから“爺さん”と呼ばれるロボットと心を通わせようと会話を試みる……。

 そんな流れで、千尋と爺さんの間には不思議な絆を感じさせる物語でした。たとえ無機物でも心があると思えるのは、日本人ならではの感覚に思えました。

 丁寧な物語の組み立ては読み手を引き込み、最後までしっかりと楽しませる構築になっています。
 大人が楽しめる物語であると同時に、子供にも読んで欲しいと感じました。

 最後が少し悲しいですが、千尋の考え方が真っ直ぐで読後感は爽やかな気分になれました。私的にはこういう話が好きなのでとても良い短編だったと思います。

★★★ Excellent!!!

想いのこもったもの、それは最新技術なんかとはとって変えられるものではない。
客観的価値と主観的価値は違う
そんなことを考え、ロボットというものの運命ではあるが、切なくなった。
一機械に人のぬくもり伝えた彼女の想いがあればこの世界はもっと豊かな国になるのではないかと、創造してしまいました(笑)