第59話 年末年始
北海道で冬を迎える度に、東京へ帰りたくなります。
つい先日、ススキノで飲みましたが、気温はマイナス10度。
身を切る様な寒さでした。
皆さんは年末年始は、いかがお過ごしでしょうか?
この時期になると、子供の頃の事を思い出します。
父は建設関係の会社を営んでいましたので、年末はギリギリまで仕事でした。
そして、大抵30日は大掃除。
作業場とか作業車の掃除をして。
神棚は男性しか触れなくて。
それで、私はちょっと拗ねるんですけど。
で、離れに住んでる若い従業員のお兄ちゃんと、車を洗う係になるんですね。
でも、この時期の洗車はめちゃくちゃ寒くて堪えるんです。
車にしめ縄を飾り終わったら、近所の商店街にこっそりサボって甘酒を飲みに行く。
それが楽しかった。
そして、その夜は従業員とその家族も含めて、仕事納めの忘年会的な飲み会でした。
リビングと隣の仏間を使って、大きなテーブルを繋げて自宅で行うのです。
大抵、メインはすき焼きとお寿司。
生卵が苦手な私は、普通のお鍋が良かった。
夜が深くなる頃には、男性陣は麻雀。
女性陣は、多分おせち料理の準備。
大きなお鍋で沢山作って、みんなで分けて持って帰る感じだった気がします。
年明けには、元旦に初詣。
2日は、近所の神主さんが来て、何やら唱えてシャラシャラしてました。
今は、年末年始は実家の鮨屋が大忙しなので、お手伝いに来ている訳ですが。
宴会が沢山入るので、大掃除は11月中にやってしまいますし、年越し蕎麦も無ければ、おせち料理の準備も有りません。
店で、おせちやオードブルもやってますから、そのついでに作っておいてくれるので、嫁は何にもしなくても食べられます。
一般的に、嫁、姑のイザコザは、台所で起こる事も多いようですから、そういう意味では、正直とても楽です。
忙しくは有りますけど、毎年『あー。乗り切ったー!』的な達成感が有ります。
今年の仕事納めが終わった皆さん、今年もお疲れ様でした。
ゆっくり骨休めをして下さい。
年末年始もお仕事の皆さん、普通の1日の積み重ねでは有りますが、必要とされている仕事だという事で、一緒に頑張りましょう。
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