NO.4-9  yurihana様 「運命共同体」

【募集テーマ】

 Thema:「男の生きざま」もしくは「女の生きざま」

 企画募集日:2019.9.16


【作品名】

「運命共同体」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891072959


【作品概要】


 ハルとサクラの友情の話。


【感想】

 まず、感想を述べる前に、一点申しておきたいことがあります。

 自主企画の条件に「ただし、ホラー、エロ、グロ、またそれらに似通った要素が入ったものは、上記を満たしていても読みません」と書いてあったのにも関わらず、タグには「ホラー要素あり」と書いていらっしゃいます。つまり、この作品は条件を満たしていないのです。

 しかし、どうやら作者様は「参加の仕方と注意事項」を読んでいらっしゃるようですし、企画主も作品の削除まで踏み切れませんでしたので、今回は受け付けることと致しました。ただし、本来であれば読むつもりはなかったことを、ご理解ください。


 さて、気を取り直しまして作品の方に話を移します。まず、作品紹介に、「最後まで読んだ時、あなたはきっと驚愕する」と記載されてありましたが、企画主は全く驚愕致しませんでした。最初の出だしを読んだあたりで、結末は大体想像できてしまいます。作品を誰かに読んでもらうための見出しなので、何を書いても構わないですが、作者様はきっと読者が「驚愕」するであろうと思ったからこそ、その様に書いたはずです。もし、作者様自身がそういう思いもなくただ人を惹き付けられそうな言葉だとして選んだのだったとしたら、作品とはミスマッチであると企画主は愚考します。

 次に、入院したハルにどうしてサクラがご飯を持って行くのでしょうか。どうも解せません。作者様は、本当に病人が入院したらどうなるかをご存じないのではないでしょうか。怪我なのであれば、外部から食事を持ってくることも可能ですが、内臓系の病であれば、病院食はその人の体調に合わせて管理し提供されているはずです。

 また、入院費がないというのは少々首を傾げます。最先端の医療費を払うお金がないと言うのであれば分かりますが、社会保険料のことはご存じではありませんか。この辺りの話を読む限り、社会の仕組みについても疎いと言わざるを得ません。

 あり得ないような話を書いているために、分からないところはそれなりに書けばいいと言う認識があるのかもしれませんが、現実世界で不可思議なことが起こるのであれば、寧ろ現実世界のことがしっかりと書かれている必要があると愚考します。


 そして最後に。

 今回のテーマである「女の生きざま」として登録頂いたと思いますが、この作品の中に「生きざま」なるものがあったか疑問です。サクラがハルの為に尽くすことが、彼女の人生観であり、それを貫き通しているのだから合っている、と仰るのであればそうなのかもしれませんが、企画主はそこに共感できませんでした。


 以上。

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