NO.2-4 とうもろこし様 「思春期JKと異世界騎士団長」

【募集テーマ】

 Thema:「学生」

 企画募集日:2019.9.15


【作品名】

「思春期JKと異世界騎士団長」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890880000


【作品概要】

 ユリという女子高校生が、唐突に騎士に出会う話。


【感想】

 企画主が思うに、作者様はとにかくユリと騎士を早く出会わせたかった、そして話を作者様が書きたい場面に早く持って行きたかったのではないか、と推察致します。百歩譲って、ユリと騎士が出会ったところは急なことだったとしても、受け入れることは可能ですが、騎士が「キミの家に住むつもりだよ?」と言って、ユリの家に行く展開は全くついていくことができません。騎士は急にユリのいる世界に来ているはずなのに、どうしてそうすんなりと現状を受け入れることができるのでしょうか。幽霊だからですか。

 また場面が少し戻りますと、1話目は普通の日常を描いているのですが、その後にユリが急に将来に不安を抱いていることがピンと来ません。確かに、屋台の店員を引き合いに出して、そのような大人になりたくない、と言うのが分からないでもないですが、ユリがどうしてそう思うのか、という根拠になる説明がないと感じます。

 そしてその説明不足というのは、騎士とユリが出会った後「落ち着きを取り戻して」会話をする場面でも言えることでしょう。もし企画主がユリの立場であれば、首のない人と出会ったとして、すぐに落ち着きを取り戻すことはできません。それ故に、ユリがどんな人物なのか、度胸がある子なのか、怖いものが平気なのか、そう言ったことも書く必要があるのではないでしょうか。


 それから、ユリが騎士と出会ったときに、騎士の首がないという話になっているのですが、以下の所がどのような状況になっているのか分かりません。

 引用します。


(引用開始)


 落ち着きを取り戻した二人は、最寄の電灯の下に集まった。そこでユリは初めて騎士の顔をはっきり見た。若い西洋風の男である。背はかなり高い。金の髪を後ろに短く束ね、瞳も金で派手である。こう云う彼が銀の鎧を着ていると、まるで画のような美しさがある。そしてやはり騎士の首は途中で切れている。


(引用終了)


 この「そしてやはり騎士の首は途中で切れている」というのが、分かりません。前の文章を読んで、読者は騎士の首は地面に転がっていたのではありませんか。首が途中で切れていると言うのは、どういう事を指し示すのでしょうか。騎士は胴体に首をくっつけたのですか。

 展開を急がれているために、説明不足が見受けられる作品だったと思いました。


以上。

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